階段などで息が上がってしまうのはなぜ?

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小川 優翔

皆様、こんにちは!
今回のコラムは、小川がお届けいたします。

 

今回のテーマは「息が上がってしまうのはなぜ?」という内容です。

 

皆様は日々、駅の階段や趣味のスポーツを行う中で、
息が上がってしまうことがありますよね。

この時、体内では何が起こっているか知っていますか?

今回は日々身体の中で起きていることを説明してみようと思います。

 

▪️呼吸の役割

息が上がってしまっている時の呼吸の役割はなんでしょうか?

 

「酸素の取り込み」

 

と考えた方は多いのではないでしょうか?

実はこの時の呼吸の主な役割は、
酸素の取り込みではなく「二酸化炭素の排出」なのです。

 

▪️二酸化炭素の生成

では、二酸化炭素は身体の中で
いつ、どこで生成されているのでしょうか。

これを理解するためには、
どのように筋肉が動くのか、を理解することが必要です。

 

筋肉を動かすためには、
ATP(アデノシン三リン酸)という物質が必ず必要です。

ATPがADP(アデノシン二リン酸)に分解される時に、
莫大なエネルギーが放出されます。

この放出されたエネルギーで筋肉の収縮が起こります。

 

▪️ATP

 

▪️ADP

 

ただ、このATPは体内には少量しか存在せず
本来ならば、すぐに枯渇してしまいます。

運動を行うためには、ATPの分解と同時に
ATPの再合成(生成)を行う必要があります。

このATPの再合成の過程で、二酸化炭素が出てくるのです。

 

つまり普段の生活で息が上がってしまうのは、
筋肉を動かすために必要なATPを再合成するために生み出された
「二酸化炭素」を排出するために行われていた。
と言えると思います。

 

より詳細なことが気になった際は、
店頭でコンディショニングコーチに聞いてみてください!

 

では、また次回のコラムを楽しみにお待ちください!

 

END:2024.02.20

 

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