バイオメカニクスのすゝめ
皆さんこんにちは!
真田です。
突然ですが「バイオメカニクス」という言葉をご存知でしょうか?
直訳すると、
バイオ=生物 メカニクス=力学
バイオメカニクスは生物の構造や運動を力学的に探求する学問のことです。
僕らトレーナーとしては動作を見るにあたって必ず必要になります。
今日はその中から「立つ」ということをお伝えしたいと思います。
立っていることは静止しているので、
動作の観点から見ると特に何もしていないように感じます。
しかし、立っているということは
自分のカラダを立たせてバランスを取っていることになります。
バランスを取ることは何もしていないということではなく、
筋肉を使ってカラダを支えているということです。
どういうことかと言いますと
「重心」と「支持基底面」を理解するととてもわかりやすいです。
物体には必ず重心があります。
ヒトも物体なので自分という物体の重さの中心が重心です。
※写真の中の赤丸が重心です
ヒトはカラダの重心を2本の足で支えていることになります。
そしてヒトは重心を支持基底面の中にあるように無意識にコントロールしております。
「立つ」ということは無意識に重心を
支持基底面の中に維持するようにバランスを取っていることになります。
※2枚目の写真の中のシューズを縁取った赤線の中が支持基底面です。
静止して立つということだけでも色々な観点からみれば沢山のことが考えられます。
また、なぜ重心のバランスを取ることが必要なのか・・・
バランスを取るということはどういうことなのか・・・
などなど、今後も皆様にお伝えできればと思います!
次回もお楽しみに!
バイオメカニクスに関して私はこちらから学びました。
→https://school-of-movement.org/course/ies/
END:2019.02.25