目標達成に向けた習慣化のススメ②
皆様、こんにちは!
前回は習慣化についてお話しましたが、
良い習慣を習慣化する時に悪い習慣が邪魔することがあると思います。
前回のコラムはこちらから↓
例えば、家で勉強するの習慣をつけたいけど今まで家では漫画を読むのが習慣だったので
ついつい家では漫画を読んでしまう。といった具合です。
そして「僕ってなんて意志が弱いんだろう・・・」と自己嫌悪に陥っていました。
しかし、これは意志の力だけではなかったんですね!
実は私達は日頃の行動をほぼ無意識に行なっております。
特に習慣化された行動は無意識に行われています。
無意識に行うから努力が少なくていいわけですね!(歯磨きやお風呂、食事など)
ここからが重要なポイントですが、私達の習慣化された無意識の行動は環境の影響を受けています。
歯を磨く習慣は、「朝起きたら」「食事を終えたら」などの歯磨きという行動を引き起こす環境が存在します。
この環境の引き金にして行動を習慣化させる方法がIf thenルールです。
前回ご紹介した「電車に乗ったら(環境)、勉強する(習慣化したい行動)」
というを繰り返すことで電車に乗ると無意識に勉強するという習慣が身につくわけです。
しかし定着するまでは、
意識的に「電車に乗ったから勉強しよう」と意志の力が必要になりますが、
だいたい習慣化する前に悪い習慣が邪魔をしてきます。
意識的に「電車に乗ったから勉強しよう」と思っても、
「今日は疲れているからYoutubeで動画を見よう」などど悪魔の囁きが聞こえるのです。
習慣が定着するまでIf thenルールを続けるためには、この悪魔の囁きをなんとかしなければいけません。
この時のポイントは悪魔の囁きに勝とうとするのではなく、悪魔に囁かれないようにすることです。
悪魔に囁かれないようにする方法は、
「自分が悪魔に囁かれる環境を理解しその環境に身を置かないようにする」ことです。
例えば私の場合、初めは勉強を定着させるために
「お風呂に入った後(環境)に部屋で勉強する(行動)」という
If thenルールを定着させようとしましたがうまくいきませんでした。
なぜならお風呂に入った後は、「Youtube見ながらゆっくりしたい」などと悪魔が囁くのです。
2-3日は意志の力で悪魔を振り切れますが、徐々に振り切れなくなってくるのです。
そこでIf thenルールを「仕事の休憩に入ったら(環境)勉強する(行動」)に変更することにしました。
職場にいれば、「Youtubeを見たい」や「漫画を読みたい」などの悪魔は囁いてはきません。
囁いてきたとしても、職場ではYoutubeを見たり、漫画を読むことができないので関係ありません。
このように自分がどんな環境にいる時に悪魔が囁くのかを分析し、
悪魔が囁かない環境でIf thenルールを実行することで習慣化しやすくなります!
〜ここまでのまとめ〜
・習慣化する事で意志の力がなくても努力ができるようになる。(努力とも感じない)
・習慣化までは時間がかかるが、環境と行動をセットにすると定着しやすい。(If thenルール)
→電車に乗ったら(環境)勉強する(行動)。など
・If thenルールを作っても、悪習慣に邪魔されるときは
どんな環境で邪魔をされるのかを分析し、その環境を避ける。
→家にいると(環境)勉強しようとしても漫画を読んでしまう。→職場で勉強するなど。
ぜひ、皆さんも試してみてください!
習慣化について詳しく知りたい方は、
Daigoさんがもっと詳しく、分かりやすく説明しているので以下のリンクからご覧ください!
https://ch.nicovideo.jp/mentalist
END:2019.04.16