堅苦しさMAX!!最後まで読んでもらえないのではないかと不安なコラム 〜呼吸について〜

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R-body

これまで、私、山田のコラムに目を通してくださった方がいれば、

今回のコラムは、いつもより堅苦しい文章に違和感を覚えるかもしれない。

 

この堅苦しさはどこからきたのか。

なぜ突然スタイルが変わったのか。

 

答えは、このとっつきにくく、

堅苦しい文章を最後まで読み切る事ができた方のみ知ることとなる。

 

そもそも、文章の書き方に

一つの絶対的な正解など無いはずだ。

 

気分や体調、また著者それぞれのパーソナリティや考え。

 

これらによって変化し、それを反映するもの。

その一つが文章ではないだろうか。

 

さて、以上を前置きとして

私が今回述べるのは「呼吸」について。

 

健康に対するリテラシーの高い皆様なら

お気づきの方も多いであろう。

 

呼吸の大切さ。

 

呼吸。

それは生命を維持するのに必要不可欠な活動であり、

人が一生に最も多く行う動作(筋活動)である。

 

呼吸が乱れると、心身ともにあらゆる不調が巻き起こされる。

(実際に呼吸が乱れてしまっているケースはかなり多い。)

 

逆に言えば、乱れた呼吸を改善すれば

多岐にわたる不調を改善できる可能性があるのである。

 

そんな、呼吸の大切さに気づいた時、

みなさんが次に関心を持つことは何だろうか。

 

おそらく

どんな呼吸をしたら良いのか?

正しい呼吸法とは何か?

といった事ではないだろうか。

 

早速結論を述べよう。

 

「正しい呼吸法」とは、

こういう呼吸である!

 

という絶対的な解は存在しない。

 

これだけではあまりに乱暴なため、以下に詳細を記していく。

 

まず、我々はこの世に産まれ落ちた瞬間から呼吸を始める。

 

思い返して欲しい。

 

産まれたその瞬間に

母親から

「さあ!いまから呼吸を始めるのよ!肺を膨らませるように〜」

というように、呼吸の方法を教わった方はいるだろうか?

 

おそらくいないであろう。

そう、呼吸は練習して身につけるもではなく

無意識的に発現するものなのである。(原始動作)

 

呼吸というものを別の言葉で表現するなら

「心身の状態を反映する鏡」という事ができる。

 

つまり、

落ち着き、リラックスしているときには

ゆったりとした静かな呼吸(副交感神経が優位)になり

逆に堅苦しい場所で緊張感に包まれている時は

浅く早い呼吸(交感神経優位)になるのである。

 

呼吸はその時々の気分、

体調によって変化し、

無意識的に発現するもであり、

それが普通なのである。

 

そう、つまりは文章と同じである。

(↑これが言いたいがためにこんな書き方をしたわけである!)

 

呼吸が問題になるケースで多いのは

浅く早い、緊張した呼吸パターンに

はまり込んでしまっているケースである。

 

浅く早い呼吸の仕方自体が悪いわけではない。

そこから抜け出せなくなる事が問題なのである。

 

呼吸を改善していくためには

なぜそこから抜け出せない(つまり緊張状態、交感神経優位から抜け出せない)のか

心身の状態を包括的に評価し、介入していく必要がある。

 

つまり、様々な方面からの多角的な介入方法が考えられるわけだが、

 

その一つに、R-body project でも行う

「フィジカルコンディショニング」があげられる。

 

例えば、運動により姿勢を改善できたなら

自ずと呼吸も改善されていく。

(姿勢と呼吸は切っても切れない関係にあるのである!)

 

つまり、正しく運動をする事で

知らぬ間に正しい呼吸(を無意識下で選択できるように)になっている。

 

という事が起きるのである。

 

いかがだろうか、

今回はこの堅苦しいテイストを最後まで維持した関係で

いささか文字数がかさんでしまった。

 

ずっとこのスタイルを続けると読者離れが不安なため

次回はまた、ラフなコラムでもあげようと思う。

 

はまり込まない事が重要なのだ。

 

END:2021.06.22

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