“ベンチプレスで肩が痛くなる”という方へ
みなさん、こんにちは。
本日のカラダのくすり箱は今井がお送りいたします。
過ごしやすい季節になってきました。
“スポーツの秋”と言う言葉もありますが、
皆さんはどんな秋を過ごされていますか?
今日は筋トレにまつわる痛みのお話をしようと思います。
私がトレーナーという仕事を始めてから
10年以上経っておりますが、
「ベンチプレスしていたら肩が痛くなりました。」
そんなお声を聞くことが度々あります。
ベンチプレスは胸板を厚くしたい!と言う男性はもちろん、
重りを上げてスッキリしたい!と言う女性にも人気の種目です。
R-bodyでは非荷重下でのStrength種目や水平面の運動としても
多くの方が実施している種目です。
そんな魅力的なベンチプレスで痛みが出ては困りますよね・・・
今日はなぜベンチプレスで痛みが出るのか?
そんなお悩みを解決すべく、筆をとりましたので
ぜひご確認ください!
肩が痛くなるのはなぜ?というコラムを馬場コーチが書いています。
https://r-body.com/blog/20210608/7597/
この時に馬場コーチに伝えたことを記載していきます!
馬場コーチも以前、肩の痛みがありました。
ベンチプレスをする時に、このような姿勢になってはいないでしょうか?
ベンチから肩甲骨が浮いて、腕だけでバーを支えていませんか?
ベンチプレスだけに限りませんが、上半身の筋トレをするときは、
肩関節と肩甲骨がしっかり連動することが必要になります。
ベンチ台に肩甲骨がついている状態からスタートしましょう。
※馬場コーチは右肩を痛めていたそうなので、右は肩甲骨が完璧についていないですね・・・
こちらも一緒に改善していこうと思います!
バーを動かす前は、肩甲骨がニュートラルポジションにあり、
肩関節の水平伸展という動きに合わせて肩甲骨もやや内転するのが
通常の動きです。
肩甲骨が外転している状態で肩関節の水平伸展が行われると、
肩甲骨の肩峰と上腕骨がぶつかります。
それを何度も何度も繰り返すうちに肩が痛くなるのです。
馬場コーチもそうでしたが、肩甲骨の内転(肩甲骨を寄せる)
動きができなくなっている方、結構いらっしゃいます。
「あ、自分のことかも・・・」と思われた方は、
肩甲骨内転のエクササイズを実施してみてください!
Thoracic Rot Scap Add
①壁にPush Upの幅で手をつく。
②胸は壁を向けたままで、つま先を90度真横に向ける。
③両肩は壁に対して平行を保つ。
④そのまま胸を壁に近づける
⑤つま先の向きと逆側の肩甲骨が寄っている感覚があればOK。
それでは良い1日を!
END.2021.10.19