春の陽気に合わせて
堀口 晴子コンディショニングコーチ
みなさん、こんにちは。
本日は、堀口が担当いたします。
3月に入り暖かさを感じる日が増えてきました。
そろそろカラダを動かしたいなと
思っていらっしゃる方も
多いのではないでしょうか。
そんな時、カラダのどこかに痛みがあると
余計に腰が重くなってしまいますね。
多くの慢性的な痛みは、
その患部に痛みの原因はなく、
隣接する関節や筋肉の硬さに問題があったりします。
人の動作は、多くの関節の動きが
関わって起きているため、
上手く動いていない関節があると
隣り合う関節にストレスを与えます。
それが積み重なることで
痛みやケガに繋がります。
特に今回私がご紹介したいのは、
カラダの中でも大きな可動性をもつ「股関節」です。
下の写真は前屈動作ですが、
上側は股関節と脊柱が適切に動いて
前屈しているパターンです。
下側は股関節の動きが少なく、
腰椎が過剰に動いているパターンです。
この場合、股関節が適切に動かず、
腰椎が過剰に動くことで
腰にストレスを与えています。
また、下の写真はスクワットの写真ですが、
上側は股関節が適切に動いて
脊柱が真っ直ぐに保ていてるパターン、
下側は股関節の動きが少なく、
腰椎が丸まり、膝（関節）が前に出るパターンです。
この場合、腰だけでなく膝にも負担がかかりそうですね。
前述したように、股関節が上手く動いていないと、
股関節のすぐ上にある腰、
股関節のすぐ下にある膝などの動きに大きく影響します。
今回は、この股関節の動きを良くするのに
お勧めのエクササイズをご紹介します。
・Active ST Ham 90-90
・Leg Lowering
・SL RDL T posi
股関節の動きが良くなることで、
腰や膝の痛みが予防できるだけでなく、
ウォーキングの時に足を踏み出す動作が出やすくなったり、
椅子に座る動作が楽になったりもします！
ぜひやってみてください！
END.2022.03.22