遅延型フードアレルギー
今井 陽子Conditioning Coach
みなさん、こんにちは。
暑い日が続いていますが、元気で過ごされていますか？
脱水や熱中症に気をつけて、
水分補給をしっかりしながら過ごしてくださいね！
さて、本日は遅延型フードアレルギーについて書いていきます。
みなさん、「遅延型フードアレルギー」って聞いたことありますか？
アレルギーには「即時型」と「遅延型」があります。
即時型は、食物の摂取後約2時間後に
蕁麻疹やかゆみといった皮膚症状、
下痢・嘔吐といった消化器症状、
呼吸がゼイゼイしたり、
咳といった呼吸器症状が
あらわれることが多くあります。
世の中でよく言うアレルギーはこちらを指しますね。
遅延型は、食べた後6時間から24時間後に、
カラダがじっくり炎症を起こします。
すぐに症状が出ないので、
じわじわと身体中で炎症が進行します。
さらに、気付かずにその食べ物を
食べ続けることによって慢性的な炎症となり、
様々な症状となって現れます。
また、ダメージを受け続けることで
細胞の老化にもつながります。
恐ろしいですよね・・・。
主な症状としては以下のような症状があります。
消化器系：
過敏性腸症候群 ガスがたまる 便秘 下痢 吐き気 など
神経：
不安神経症 情動不安定 憂鬱 集中力不足 など
筋骨格系：
関節炎 関節痛 筋肉痛 だるさ など
排尿生殖器系：
夜尿症 頻尿 ほてり 尿意切迫 膣のかゆみ おりもの 月経前症候群（生理痛） など
呼吸器系：
ぜん息 鼻水 鼻づまり 慢性副鼻腔炎 慢性咳 咽頭炎 など
循環器系：
不整脈 胸痛 高血圧 頻脈 など
外皮系：
にきび アトピー性皮膚炎 ふけ 湿疹 目の下のくま 多汗 など
その他：
慢性疲労 偏頭痛 むくみ 口内炎 ドライアイ 涙目 など
参考：上符メディカルクリニックHPより
私は3年前に過敏性腸症候群と診断されて、
腹部膨満感と下痢や便秘を
繰り返す症状に悩んでいました。
今年に入って急激な腹痛に襲われることが多くなり、
R-bodyでSpine Dynamicsを実施してくれている佐藤先生、
アロマの繁山先生が栄養に詳しいのでお二人に相談もしていました。
そこで佐藤先生から
「遅延型フードアレルギーの検査」を勧めてもらい、
受けてみることになりました。
銀座にある上符メディカルクリニックさんで調べていただきました。
先生はとても優しく、
約1時間ほどカラダの状態について
話を聞いてくださり採血をしました。
日本では検査ができないため、
血液をアメリカへ送り約1ヶ月後。
検査結果を聞きにいきました。
なんと！
たくさんの食物にアレルギー反応がでていました。
私の場合、小麦粉、卵、乳製品、砂糖などが強く出ていました。
毎日のように食べていたトマトも
割と高い数値が出ていました。
その食物を取らないこと、よく噛むことの
2点を心がけたところ、
今まであった「腹部膨満感と下痢や便秘を繰り返す症状」
は一切出なくなりました。
驚きでした・・・！
からだに良いと思って摂取していた食物もありましたが、
私のカラダにとってはそうではなかったようです。
上記の食物が一生食べられないわけではなく、
遅延型の抗体は6ヶ月で作り直されるそうです。
そのため、一時的な食事制限をすることで抗体が減り、
再び食べることが出来るようになります。
まず6ヶ月は
上記の食物を摂取せずにカラダがどう変わるかを
試していきたいと思います！
和食がメインになり、すっかり
“健康に気をつけている人の食事”になりました。
運動、食事、睡眠の3つは基本ですし、大事ですね。
私たちは運動を提供していますが、
食事（栄養）があって
カラダがつくられているので、
改めて大事だと気がつきました。
同じような症状がある方は
一度調べてみても良いかもしれません！
気になる方はぜひいつでもお声がけください。
END：2022.08.12
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