ランニングに必要な動き

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油井 明澄Conditioning Coach

皆様、こんにちは!
今回のコラムは、油井が担当いたします。

 

今回は、ランニング時の股関節にフォーカスして
重要な動きの解説をしていこうと思います。

フルマラソンを完走するには、
40,000歩以上必要と言われています。

股関節はその分動いているということです。

その中でもしも機能が悪く
正しい動きができていなかった時には、
どこかに痛みが出てきてしまったりしてしまうわけです。

逆に正しい動きができ
しっかりとパワーを使うことができていれば
効率よく疲れにくく走ることが
できるようになるかもしれないのです。

 

どんな動きが大事になるかと言いますと、
接地時の動きです。

そこでは股関節が曲がる動き屈曲と
股関節が内側に捻れる動き内旋が
入りパワーをためます。
このことをloadingと言います。

下記の赤線が股関節の曲がる動きと
内側に捻れる動きが綺麗に出ていると
同じような形が作れるようになります。

 

 

Loadingとは、
力の発揮の前に力の吸収が起きることです。

この力の吸収をうまく行うために
股関節の屈曲と内旋の動きが必要になってくるのです。

ランニング中では、
大臀筋をLoading(力の吸収)で
伸長された状態にしてパワーを貯めます。

もし、股関節の屈曲または内旋が
うまくできない人がいると
臀部の伸長がうまくかからず
Loading力を貯めて走ることができないのです。

そうなると、
人体で1番パワーのある大臀筋が使えなくなってしまい、
小さなふくるはぎの筋肉などを
たくさん使ってしまい
長い距離が走れなかったりしてしまいます。

最悪、怪我にもつながってしまう
可能性があるのです。

それを防ぐためにも、
股関節がしっかり動くように
コンディショニングを継続的に
実施していくことが重要になります。

 

let’s conditioning!!

 

 

END:2022.09.20

 

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