ルーティンの重要性Part2

#カラダの知識集

2023.05.26

吉田圭汰Conditioning Coach

皆さま、こんにちは！
R-bodyの吉田圭汰です。

今回のコラムは
前回僕が担当させていただいたテーマの
「ルーティンの重要性Part2」になります！

Part1ではルーティンがカラダにもたらす効果
「成熟度を高められる」についてご紹介いたしました。
前回のコラムはこちらから！

ルーティンを定着させることで
様々な効果をカラダに起こしますが
そもそも定着させるためにはどうすれば良いのか、
と考える方はいらっしゃるのではないでしょうか？

今回はルーティンの定着化についてお話しをしていきます。

大きく分けて3つの要素があります。

1．タイミングと場所を固定する。

「出社の際には毎朝〇時に起きてリビングでコーヒーを飲む」
「通勤、通学の際は◯時発の電車の◯両目に乗る」
など明確な時間と場所を固定することで
定着かしやすいと言われています。

2．難易度の低いことを設定する

「毎日1時間のランニング」などはハードルが高く、
定着化させることが難しくなってしまいます。
始めは「毎日10分のウォーキング」など、
実現可能かどうかを考え設定し
徐々に時間を延ばす、行う内容を濃くしていくなど、
ステップを踏みながらだと定着しやすいと言われています。

3．2ヶ月以上の継続

ロンドン大学のフィリッパ・ラリー博士は
学術誌「European Journal of Social Psychology」に掲載した
「How are habits formed」という研究論文の中で、
ある行動が習慣として身につくようになるまでは
18日から254日かかる。
それは人によって、
また、その行動の特質によっても変わるが、
平均して約66日が目安になると述べています。

論文内でも述べられているように
継続することも定着化させる大きな要素となってきます。

これはコンディショニングにおいても同じことが言えます。

継続することで関節の正しい動きを覚え、
それを日常生活動作またはスポーツパフォーマンスの中で
無意識に行えるようになってきます。