フルマラソンを走ってみて

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宮山 卓也上級Conditioning Coach

こんにちは!
R-bodyの宮山です。

岡山の気候も徐々に冬の訪れを感じる今日この頃ですが、
皆様もコンディショニングをして
相変わらずカラダを整えていますでしょうか。

さて今回は、人生初のフルマラソンに
チャレンジして思ったことをコラムにします。

 

1112日(日)、岡山県で
おかやまマラソンが開催されました。

人生で一度はフルマラソンを完走したい、
そんな思いがあり応募をしたところ、
抽選が通り走る権利を得ました。

完走したら備前焼の完走メダルがもらえたり、
レース中の給食の種類が豊富なのも魅力の大会です。

実は2022年の12月にハーフマラソンに挑戦しました。

無事完走はしたのですが、
左膝に痛みが出て完走がやっとでした。

あの状況ではフルマラソンは危うい、
ということで練習を8月ごろから重ねてきました。

どうも10kmあたりを過ぎると左膝に違和感が出始めて、
本番までに本当にいろいろなことを試しました。

フォームを意識してみたり、
足関節の関節可動域を高めてみたり、
臀部の筋肉を意識したコンディショニングをしてみたり、
テーピングを太ももの外側や内側など貼る部位を変えて走ってみたり、
様々なアプローチを行いました。

最終的には、僕は左脚で立つバランスエクササイズを行う際に
内転筋を意識したコンディショニングを続けた結果、
膝の痛みが軽減されてきました。

片脚の種目では「足裏の3点に乗る」、
ということを聞いたことがある方もいるかもしれません。
3点とは、拇指球(ぼしきゅう)、小趾球(しょうしきゅう)、踵のことです。
この3点に均等に乗ることで、
カメラの三脚のように安定して
片脚でも立てるようになります。

僕は左脚で片脚になる際に、
どうしても小趾球側に体重が乗っていることが多く、
それが原因で膝に本来かかるべきではないストレスがかかり、
痛みが出ていました。
母趾球に乗れるように左脚でのバランスを強化したら、
膝の痛みは出ることなく走れることがわかり、
本番も無事完走しました。

4時間17分で完走し、サブ4は達成できませんでしたが、
無事完走できたことはとても貴重な経験となりました。
そして何より、本番に向けて試行錯誤錯誤したプロセスも
本当に糧になりました。

そして一番思ったことは、
フルマラソンや何かスポーツでも音楽の発表会でも、
期日があるとそれに向けて逆算して準備し、
そのプロセスで試行錯誤したという
この一連の取り組みに対して、
本当に充実感を得ることができました。

ぜひ皆さんも、なにか小さなものでも良いので、
自分では動かせない期日を決めて、
それに向けてカラダを整えいくのはいかがでしょうか。

マラソンであれば5km10kmなどのレースが
設けられている大会もあるので、
出来る範囲からチャレンジするのも良いでしょう。
その過程で、R-bodyでのコンディショニングは必ず役立ちますし、
それで得た経験や知識は今後の皆さんの財産となると思います。

練習の段階からとても辛かったので、
フルマラソン参加に二度目はないと思っていましたが、
大会当日ヘトヘトになって帰ろうとしたら、
60代くらいの方とお話し、
その方は4時間でゴールして僕より速い上に、
全然カラダのダメージがなさそうな様子で、
「これから岡山を観光して帰るんだ」と言っていました。

翌日のダメージがほとんどないというランニング仲間もいて、
その領域に達してみたいと思った僕は、
気づいたら20243月の鳥取マラソンにエントリーしていました。

3月はペース配分を意識した走りをしてみようと思います!

ぜひ皆さんも、出来る範囲のことからで良いので、
「自分では変えられない期日」があるもを
設定してチャレンジしてみてください!

ゴール直後の写真でなんだかげっそりしております(笑)

 

END:2023.12.08

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