1日、どのくらいの時間を裸足で過ごしていますか?
みなさん、こんにちは。
今回はコンディショニングコーチの酒井が担当します。
「普段、どのくらいの時間裸足で歩いていますか?」
カラダには様々な機能がありますが、
今回は足裏の機能についてお伝えいたします。
私たちはどのようにしてバランスをとりながら
姿勢を維持して、動いているのでしょうか?
姿勢やバランスのコントロールために、
視覚、前庭機能、体性感覚の
3つの感覚システム(カラダの機能)が関わっているのです。
その中の一つ、
体性感覚を高めるためのポイントとして
足裏(足部)の機能が重要になります。
足裏には体性感覚を入力するための
センサー(固有受容器/こゆうじゅようき)が多く存在します。
足裏が床に接する時に、
このセンサーが「自分の足のどの部分に体重が乗っているか?」などの情報を
脳や神経系に届ける役目を果たしてくれていることで、
姿勢やバランスが取れるようになっているのです。
この機能が低下してしまうと、姿勢が崩れてしまったり
バランスが上手く取れなかったりすることが起きてしまうのです。
足裏の機能が低下してしまう要因は様々ありますが、
例えば、靴や靴下などを履くことは
足を衝撃や摩擦などから守る上で必要なものではありますが、
その反面、足裏の固有受容器を
働かせにくくなってしまう可能性があるのです。
なので、靴や靴下を履いた後は、
足裏の固有受容器を高めるエクササイズをしておくことが重要になります。
足裏の機能を高めるエクササイズをご紹介しますので、
ぜひ実践してみてください!
『足裏の機能を上げるエクササイズ』
効果:足底の体性感覚機能向上/バランス機能向上
使用するもの:ゴルフボール1個
実施方法:ゴルフボールを足裏全体に当たるように転がします。
(30秒間を目安にしてください)
注意点:痛みがでない範囲で実施するようにしてください。
足裏の固有受容器の機能を高めるためにも、
普段からも裸足で過ごす時間も増やしてみてください!
END:2024.06.25
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