私の「おすすめストレッチ」
堀口 晴子コンディショニングコーチ
背部の緊張を抑制し、リラックスした身体を手に入れる
日々のデスクワークやスマートフォンの使用によって
背中の筋肉が硬くなり、疲れを感じることが多い現代。
ストレッチを日常に取り入れることで、背中の緊張を和らげ、
リラックスした身体を作ることができます。
今回は、広背筋のストレッチと呼吸を整える種目をご紹介します。
この2つを組み合わせることで背部の緊張を抑制し、
リラックスした身体を手に入れることが期待できます。
1. 広背筋のストレッチで背中を緩める
広背筋は背中を広く覆う筋肉で、肩の動きや姿勢に大きな影響を与えます。
このストレッチを最初に行うことで、背中全体を緩め、次の呼吸エクササイズの効果を高めることができます。
方法
- 四つ這いの姿勢をとります。（写真①）
- 片手をもう片方の手の少し前へ置きます。（写真②）
- 背中を丸めながらお尻をかかとの方に引きます。（写真③）
- 背中や脇（広背筋）が気持ちよく伸びているのを感じながら、その姿勢で5回呼吸を繰り返します。
写真①
写真②
写真③
2. Modified All 4 Berry Liftで深い呼吸を意識
広背筋をほぐした後は、深い呼吸で、
体幹の安定感を高めるModified All 4 Berry Liftを行っていきます。
これにより、背中の緊張を抑制することができます。
方法
- 両手と両膝を床につけ、肩幅・腰幅を保った四つ這いの姿勢を取ります。
- 口から長く息を吐きながら、お腹を軽く引き締めつつ、背骨を丸めて骨盤後方に倒すようにしていきます。
- 胸が広がるのを感じながら、鼻からゆっくり息を吸います。
- これを4回程繰り返します。
ポイント
- 肩や首に余計な力が入らないように注意し、動作中はリラックスした状態を保ちます。
- 吐く息を特に長く意識して行いましょう。
ストレッチをすることで、身体だけでなく、心にもポジティブな影響を与える大切な時間です。
毎日の習慣に取り入れて、リラックスした心地よい身体を目指しましょう！
END：2024.12.06
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