呼吸の重要性と横隔膜の役割
山上 裕貴
みなさん、こんにちは！
今回のコラムは呼吸についてお話しさせていただきます！
私たちの毎日の生活で、呼吸は意識せずに行われる自然な動作です。
しかし、実はこの呼吸には、私たちの健康や心の安定に欠かせない重要な役割が隠されています！
このコラムでは、呼吸の重要性と、それを支える横隔膜についてわかりやすく解説します。
呼吸がもたらすもの
呼吸は単に酸素を体に取り入れるだけでなく、私たちの心身のバランスにも深く関係しています。
ゆっくりと深い呼吸をすることで、心がリラックスしやすくなります。
一方で、浅く速い呼吸は緊張感を高めることがあります。
横隔膜とは？
横隔膜（おうかくまく）は、胸とお腹の間にある筋肉で、呼吸を支える大切な部分です。
この筋肉がしっかり働くことで、呼吸がスムーズに行われます。
横隔膜を意識した呼吸の効果
横隔膜を意識した深い呼吸は、次のような効果があります
１.リラクゼーション効果:
自律神経を整える効果があります。
多忙な日常の中で交感神経が優位になり緊張状態が続くと様々な身体の不調につながります。
横隔膜が機能し、深い呼吸ができるようになると副交感神経が優位になり、身体の緊張を解くことができます。
２.姿勢改善:
横隔膜をしっかり動かすことで、体幹の安定性が向上し、良い姿勢を保つ助けになります。
また、日常生活での動作やスポーツでの障害予防の助けにもなります。
横隔膜を意識したエクササイズ
First position breathing
【やり方】
①正座の体勢から背中を丸め上記画像のようなポジションをとります。
※背中が丸まらない方は、お腹の前にバスタオルなどを挟み、背中を丸める形をとりましょう。
②①の状態で鼻から5秒かけて吸い、口から5秒かけて吐き、吐いたところで５秒間息を止めます。
この呼吸を繰り返し行います。
【ポイント】
息を吸った時には、上記画像の赤矢印のように背中が膨らむ感覚があると正しくできています！
もし感覚が薄い方は、背中が丸まっていない可能性があるので、バスタオルなどお腹の前に入れてみましょう！
まとめ
呼吸は、私たちが生きるために欠かせない基本的な動作でありながら、その効果を意識することは少ないかもしれません。
しかし、横隔膜をしっかり活用した深い呼吸は、心と体の健康を支える強力な手段です。
日々の生活に腹式呼吸を取り入れることで、より充実した毎日を過ごしてみてはいかがでしょうか！？
END：2025.01.14
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