肩・肘・手首の痛みの根本原因とは

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大浦 拓也上級Conditioning Coach

みなさん、こんにちは。
R-bodyの大浦です。

 

本日は私が実際に肩の痛みの改善のためのコンディショニング指導をしている中で、感じた事を書きたいと思います。

 

先日、あるクライアントの方が「庭掃除をすると肩や肘、手首が痛くなるんです」と相談に来られました。
日常の何気ない動作で痛みが出るのは辛いですよね。
詳しくお話を伺うと、庭掃除をする際に上半身の力だけで掃除道具を扱っていることが分かりました。

 

このような場合、上半身の小さな筋肉、例えば前腕や手首の筋肉に過度な負担がかかり、炎症や痛みを引き起こすことがあります。

 

では、なぜ上半身だけで庭掃除をすると痛みが生じるのでしょうか?

実は、人間は全身の約70%は下半身に筋肉が存在します。
つまり、下半身の大きな筋肉がうまく使えていないと上半身の特に小さな筋群に過度な負担をかけてしまうのです。
下半身の中でも股関節周りにはお尻や内もものような大きな筋群が集まっていますので、股関節を日常からもしっかり使えるようにコンディショニングしておくことがとても重要です。

そこで股関節を使えるようにするためのオススメな運動を2つご紹介します!

 

1つ目:
アクティブストレッチ ファンクショナルライン(お尻のストレッチ)

①前足の膝を90度に曲げます。
②両手を前脚の前につき、カラダを前方へ倒していきます。
③前脚のお尻にあたりがストレッチされた位置から、前脚とは反対側の手を遠くに伸ばすようにします。

 

2つ目:
グッドモーニング

①腰幅に立ち、両膝も軽く曲げておきます。
②お尻を後ろに突き出すようにカラダを前方に倒していきます。

 

 

肩、肘、手首など痛みが出ている部位に対してはしっかり治療することが大切ですので専門家に見てもらう事をオススメします。
しかし、それだけではまた同じ動きを繰り返すことで過度な負担をかけ気づいたら毎週1回は治療院に通っているなんてこともあるかもしれません。
人間の動作は全身運動で成り立っていますので、痛くなる前に日頃から全身を整えるコンディショニングをしておくことをオススメします!
肩や肘、手首の痛みを予防し、快適な生活を送りましょう。

 

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