『緊張』というストレスの向き合う方法
加瀬谷 駿
皆さん、こんにちは!
加瀬谷 駿(かせや しゅん)と申します。
今年度より「くすり箱」を執筆することになりましたので、簡単に自己紹介をさせていただきます。
私は東北の秋田県出身で、雪深く自然豊かな環境で育ちました。
小学1年生から高校卒業までゴルフに打ち込み、大会で全国各地や海外を経験したことは大きな財産です。
さて、ゴルフをされている皆さん、スタートホールのティーショットで緊張した経験はありませんか?
私は心臓がバクバクすることがよくありました。笑
特に、「このホールでパーを取れれば良いスコアになる」と思った瞬間や、「OBにならないようにしよう」と考えると、一気に緊張が高まってしまいます。
一方で、『ゾーン』と呼ばれる心理状態も経験したことがあります。
それは、緊張がほとんどなく、自分のパフォーマンスに完全に集中できている状態。
まるで打球が曲がらず、どんな距離のパットも決まるような感覚です。
では、なぜ私たちは緊張してしまうのでしょうか?
これは脳の「扁桃体」という部分が関係しています。
この扁桃体は不安やプレッシャーを感じると活性化し、その結果、交感神経が優位になり、心拍数や呼吸が増えることで「心臓がバクバクする」状態を引き起こします。
ただし、不安やプレッシャーを完全に取り除くのはなかなか難しいものです。
そこで大事なのは、交感神経の興奮を抑え、副交感神経に切り替えることです。
これができると、緊張が和らぎ、結果としてパフォーマンスが向上する可能性があります。
もしかすると、あなたも『ゾーン』に入れるかもしれません。
ここからは、具体的な緊張の対処法として『ファーストポジションブリージング』をご紹介します。
これは優位になりすぎた交感神経を副交感神経にシフトさせるための呼吸法です。
実施方法
- 正座になる。
- 背中を丸めるようにうつ伏せになる。
- 息を5秒間吸う→息を5秒間吐く→5秒間息を止める。
(呼吸は、できるだけ鼻から行うようにしましょう。)
ポイント
・リラックスして呼吸をする。
注意点
・肩に力が入らないようにする。
END:2025.06.27
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