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疲れにくくなる椅子の座り方とは?

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加瀬谷 駿

肩こりが取れない、股関節が硬い、腰が重い…。


そんな不調の原因、実は“座り方”にあるかもしれません。
普段、どんなふうに座っていますか?

どんなにコンディショニングでカラダを整えても、何時間も負担のかかる姿勢を続けてしまうと、せっかくの効果が十分に発揮されません。
では、一緒に座り方について考えていきましょう。

 

座り方にはさまざまなバリエーションがあります。

・背筋を伸ばして股関節・膝を90°に保つ座り方
・ソファに深くもたれて座り方
・床にあぐらをかく座り方

 

人それぞれ、日常の中で自然と取っている姿勢は違います。
もしかすると、もっと個性的な座り方をしている方もいるかもしれませんね(笑)。

 

次に、カラダの構造から見てみましょう。
カラダが疲れやすくなる原因として、まず注目したいのが股関節です。

 

 

股関節まわりの筋肉が硬くなることで、猫背を誘発するなどの問題が起きやすくなります。
つまり、いかに股関節に負担をかけずに座るかが大切なポイントです。

 

では、股関節がどのような姿勢であれば負担がかからないのか。

股関節が約130°曲がった姿勢が、カラダにとって理想的だとされています。

 

 

これは『ゼロポジション』と呼ばれる肢位で、筋肉や関節に力みがなく“ふっと力が抜ける”位置です。
この姿勢では呼吸もしやすく、カラダ全体が自然にリラックスします。

とはいえ、理想の姿勢を日常の中で維持するのは難しい場面もあります。

 

そんなときは、15分に一度立ち上がって30秒ほどカラダを動かすだけでも十分効果があります。
筋肉は同じ姿勢を続けると15分ほどで固まり始めると言われています。

座り方を少し工夫するだけで、驚くほどカラダは軽くなります。

今日から、できる範囲でぜひ試してみてください。

 

日々の座り方を少し見直すだけで、肩こりや腰の重だるさが軽くなり、仕事の集中力まで変わります。

 

皆さまの健康的な毎日に、少しでもお役に立てれば幸いです。

 

END:2025.10.21

 

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