冬によく体調を崩してしまう方必見! 「ホンモノのコンディショニングで、冬を健康に楽しむ」
小倉 芽衣
冬になると、
・風邪をひきやすくなる
・疲れが抜けにくい
・なんとなく体調が安定しない
そんな感覚を持つ方は少なくありません。
実際に、冬は呼吸器感染症が増えやすい季節であり、その背景には気温や湿度、生活環境の変化が関係していることが知られています。
今回は、こうした事実をふまえながら、R-bodyが大切にしている「コンディショニング」という視点で、冬を健やかに過ごすための考え方と、日常で取り入れやすい動きをご紹介します。
なぜ冬は体調を崩しやすいと感じるのか?
冬に体調不良を感じやすくなる理由として、主に次のような点が知られています。
①空気の乾燥
冬は湿度が低くなりやすく、鼻や喉の粘膜が乾燥しやすくなります。
粘膜は、体内に異物が入り込むのを防ぐ役割を担っているため、乾燥は体調管理の面で注意が必要とされています。
②屋内で過ごす時間の増加
寒さにより屋内で過ごす時間が増えると、人との距離が近くなりやすく、感染症が広がりやすい環境になります。
③身体活動量の低下
寒さや日照時間の減少により、日常的な身体活動量が減る人も多く、その結果、血流や呼吸の変化を感じやすくなることがあります。
これらは、「免疫力が弱くなる」という単純な話ではなく、環境や生活習慣の変化が重なった結果として起こるものです。
「免疫を高める」よりも大切な視点
よく「免疫力を上げましょう」と言われますが、免疫は筋力のように短期間で大きく高められるものではありません。
大切なのは、カラダが本来の働きを発揮しやすい状態を保つこと。
R-bodyでは、この考え方を「コンディショニング」と呼んでいます。
・呼吸がしやすい
・血流が滞りにくい
・必要な動きが無理なくできる
こうした状態を日常的につくることが、結果として体調管理につながっていきます。
冬のカラダを整えるためのシンプルな動き
ここからは、カラダを「鍛える」ことを目的とした運動ではなく、冬の生活の中で取り入れやすい、整えるための動きをご紹介します。
① 呼吸と胸椎(胸の背骨)を整える
寒い季節は、無意識のうちに呼吸が浅くなりやすいと言われています。
背骨を丸めて、5秒で吸って・5秒で吐いて・5秒止める呼吸を2分間行いましょう。


深い呼吸は、リラックスしやすい状態づくりに役立ちます。
② かかとの上げ下げで下半身を動かす
下半身を動かすことは、日常生活の中での循環を保つうえで重要です。
・立った状態で、かかとをゆっくり上げ下げ
・20〜30回を目安に行います
短時間でも、こまめに動かすことがポイントです。


③ ゆっくりとしたスクワット
全身を使う動きとして、無理のないスクワットもおすすめです。
・足を肩幅程度に開く
・背すじを保ったまま、ゆっくりしゃがんで立ち上がる
・10回程度を目安に行います
回数よりも、呼吸を止めずに丁寧に動くことを意識しましょう。


無理なく続けることが大切
コンディショニングは、「毎日必ずやらなければならないもの」ではありません。
・今日は呼吸だけ
・時間がある日は少し動く
・体調に合わせて調整する
こうした積み重ねが、冬の体調管理につながります。
まとめ|冬を健康に楽しむために
冬に体調を崩しやすい背景には、乾燥や生活環境の変化、身体活動量の低下といった要因があります。
特別なことをするよりも、カラダを整える習慣を日常に取り入れること。
ホンモノのコンディショニングで、この冬を無理なく、健やかに過ごしていきましょう!
END:2025.12.26
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