“気づき“について
皆さま、こんにちは!
本日のコラムは上野が担当します。
少しずつ気温は穏やかになり、金木犀の香りがとても良い季節となりました。
コラムをお読みの皆さまは、いかがお過ごしでしょうか。
本日のコラムでは、
みなさまが普段のトレーニングで得ている
【正しい動作の気づき】について、
少し変わった視点から重要性をお伝えします。
みなさんが日常生活を送る中で、
ふとした瞬間に【鏡】を見て姿勢を正す事はありますか?
背中が丸まっている・・・
腰が反っている・・・
肩がすくんでいる・・・
などなど、ある時点で気づきを得て、
正しい姿勢に直すと思います。
(関節が動く仕組みについては、関上コーチのコラムをご参考ください!)
https://r-body.com/blog/20200523/932/
ある時点で気付きを得た脳は、体内へと神経伝達を行います。
鏡を見て気づいた際には、
“姿勢を正す“ための指令が脳から伝わり、
必要な筋肉に向けて、
毎秒約120mの速さで届けられています。
実際に、どれくらいの速さなのかを考えた際に、
“眼の動き“で表す事ができます。
みなさまが、近くにある点から、
ある点へと目線を素早く移動させた場合、
その速さで体内を駆け巡っている事になります。
つまり、気づきは一瞬である事が分かります。
では、なぜ同じような気づきを
繰り返してしまうのでしょうか。
鏡を見る度に、姿勢を直しているのであれば
“気づき“を得ていても、
正しい姿勢を習慣にできていない事が理由だと考えられます。
(習慣化については、牧本コーチのコラムをご参考ください!)
https://r-body.com/blog/20200628/6015/
日々のトレーニングにおいても、
気づきを習慣化する事が大切になります。
その鍵は“頻度“と“宿題“であり、
いかに頻度良く気づきを保てるかが重要になります。
アカデミー化した施設の中で、各コーチの強みに触れて、
そこで得た“気づき“を習慣化していきましょう!
END:2020.10.13