体温を上げることの大切さ
みなさま、こんにちは!
本日のコラムはウィンタースポーツ好きな上野が担当いたします。
日を追うごとに寒くなる季節となりましたが
みなさまは、どのような体調管理をされていますでしょうか?
今回のコラムでは、こちらの本を参考に、
体温を上げることの大切さをお伝えいたします。
【体温を上げると健康になる】
私たちの生活と体温は密接な関係があり
暑い時には汗をかいて体温を下げ、
寒い時には筋肉を震わせて熱を起こし体温を調節しています。
常に一定に保った状態の温度が【平熱】であり、
人それぞれに平熱があります。
(体温の調節については、宮山コーチのコラムをご参考にしてください!)
本書には平熱の定義として36.5℃〜37.1℃が健康的な温度だと言われています。
コラムをお読みのみなさんは、
ご自身の平熱がこの範囲に入っているでしょうか?
もしかすると、
健康的とされている体温の高さに驚かれた方も多い事と思われます。
(だるさや辛さなど、自覚症状がない限り微熱ではないとされています。)
体温が1℃下がる事により、免疫力が30%落ちます。
具体的には、体温が下がる事で血管が収縮を起こし、血流量が低下します。
血液は栄養や脳からの指令を全身に行き渡らせる重要な役割があり、
その機能を十分に発揮できなくなります。
その結果として、免疫を司どる臓器への血流量が低下し、
機能低下を起こすような負のスパイラルに陥ります。
では、どのようにすれば体温を上げる事ができ、
その状態を維持する事ができるのでしょうか?
それは1日に体温を上げる事を1回行う。
そして維持する。
恒常的に体温を上げるためには
【筋肉を鍛える】事が大切であるとされています!
体温がたった1℃上がるだけで、先ほどの負のスパイラルを抜け出し
3〜5倍の免疫力向上が期待されます。
体温を上げる事が、カラダに良い循環をもたらしている事が分かります。
R-bodyでも【アタマまで鍛える】をコンセプトに運動していただいている中で、
体温を上げる鍵は運動習慣と頻度にあると言えます!
運動によってもたらされる体温の変化にも着目しながら、
日々のコンディショニングを高めていきましょう!
・参考図書
斎藤真嗣(2009)「体温を上げると健康になる」株式会社サンマーク出版
根来英雄,貴邑冨久子(2017)「生理学」南江堂
END:2020.11.10