痛みについて考えるvol.2(デスクワークによる痛みの正体)

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荒井 秀幸上級Conditioning Coach

 

皆さん、こんにちは!

R-bodyの荒井です。

 

前回に続き、今回も痛みについて考えるコラムを書きたいと思います!

前回のコラムで「痛みの正体」について紹介しました。

https://r-body.com/blog/20210105/6835/

 

 

人のカラダには温かさ/冷たさを感じるのと同様に、

特定の力学的力と化学物質に反応する侵害受容器という、危険感知センサーが存在します。

 

 

例えば、

捻挫(足をくじく)をするとそのセンサーが働き、

脳に今はカラダが痛んでいるよと信号を出します。

その結果痛みを感じます。

 

 

つまり、

ここで理解しておいてもらいたいことは、

痛みがその組織で必ず起きているものではなく、

「痛みはカラダの防御反応の一つと言えます」と

前回お伝えしました。

 

 

 

様々な要因で痛みが発現するのですが、

今回は虚血(血流減少)によって起こる痛みについてお伝えします。

 

 

 

私達が静止状態で長時間いると、

筋肉やその他の組織への血流が減少します。

 

血液は酸素を運搬する機能を持っておりますので、

血流が減少すると酸素供給が減少することになります。

 

その結果、組織の環境は酸性に傾きます。

組織が酸性に傾くことで、

痛みを感知するセンサーがより過敏に働くようになります。

 

 

それがデスクワークによる、肩こり・腰痛の正体です。

 

つまり、

肩や腰をケガしているのではなく、血流がよくないことが痛みを引き起こすのです。

 

 

 

 

これらの虚血性による痛みの特徴は以下です。

 

・長時間同じ姿勢をとると痛くなる

・腫れる、赤くなる、熱くなるなどのいわゆる炎症症状がない

・運動すると改善する

 

 

 

上記に当てはまる人は運動しましょう!

 

 

運動といってもすごい大変なことをしなくて良いです。

 

 

ストレッチ、

トイレに向かって歩く、

スクワットなんでも良いです!

 

 

カラダが動けば、筋肉が動く。

筋肉が動けば、血流が改善するのです。

 

 

私のオススメは1時間おきにカラダを動かすことです。

 

 

なぜならば、

人の集中力は1時間持たない。

運動をした後の方が集中力が高まると科学的に証明されているからです。

 

 

 

デスクワークによる腰痛・肩こりにお悩みの方は

是非実践してみてください!!

 

 

END:2021.05.18

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