MESSAGE代表メッセージ
私たちはみな、人生というフィールドを生きるアスリートです。生き抜くために何より必要なことはライフパフォーマンスの向上です。
You are all athletes for life. Enhance your life performance.
R-bodyは、ライフパフォーマンスをサポートするトレーナーカンパニーとして、この世の中に必要とされる企業となり、「不易流行」のもと、成長していきます。 R-bodyは「不易」を4Rで踏襲し続けます。時代の変化に応じた「流行」を具現しつづけます。トレーナー のあり方そのものも大きな変化を必要とされてきている今、「コーチング力」と「コンサルティング力」が「流行」だと考えます。
知識と技術の習得は、これまでトレーナー個々の努力に委ねられていました。それぞれがそれぞれに探し求め、身につけたものが質として判断されていましたが、情報化社会の進化は、そうした一種の職人芸的な在り方を塗り替えようとしています。
高く、広範な知識や技術は、限られた人のものではなくなり、誰もが以前には考えられないスピードで習得することが可能になっています。そうした「流行」に応じるべく、「習得」の定義を「覚える」から「使いこなす」に変化させることが必要だと考えます。
「使いこなす」とは、持てる知識と技術のすべてを提示することではありません。目の前のクライアントに、何をどのようにするか、むずかしいことをわかりやすく、必要なことを必要なだけ伝えること、すなわち3歩先を知り、半歩先を伝えることです。
提案を伝えるためには“伝わるように伝える力”、すなわち「コーチング力」が求められます。「コーチング力」とは、相手の心を読み、心を共にし、その人の望む場所に導く力です。相手の立場になり、本気で相手の事を考えて行動できることが大前提となります。
他人の幸せを自分の幸せと本気で思える、「いいヤツ(男女共に)」であるかどうかです。
テクノロジーと共存し、コーチング力を持つ「いいヤツ」であることが「これから」のトレーナーに欠かせない条件になると思います。
もう一つ、トレーナーの「これから」を形作る重要な要素は「コンサルティング力」です。ライフパフォーマンス向上のためのコンディショニングは、人それぞれ異なります。一個人においても、その時々のコンディションによって行うことは異なります。トレーナー一人の力でこうした多様性をすべてカバーすること は不可能といってよいでしょう。
コンディショニングを総合的に提供するためには、得意分野が異なるトレーナー同士が、そして、トレーナー以外の様々なコンディショニング領域のスペシャリストが、技術、知識、コーチング力をクライアントに向けて結集することが必要です。
トレーナーはそのネットワークを用いて、クライアントをコンサルティングし、課題解決に導く力が必要になります。
また、R-bodyだけでは「人、街、国」のライフパフォーマンスを上げることはできません。様々な人、組織をエンロールして「ホンモノを身近に」を全方位的に飛び火させていくことが重要だと考えます。
真のエンロールは素晴らしい「チーム」を生み出します。自分達以外の人と共に「チームビルディング」を行い、「チームワーク」を築ける人であること、それがR-bodyが描く「これから」のトレーナー像であり、R-bodyが描く世界観です。
R-bodyは「いいヤツ」の集まりです。そして、これからも世界中の「いいヤツら」と仲間になり、より大きな「チーム」を築きたいと思っています。
鈴木 岳. PROFILE
株式会社R-body 代表取締役 / 筑波大学 教授 / コンディショニングコーチ
ワシントン州立大学を卒業後、全米公認アスレティックトレーナー(ATC)の資格を取得。帰国後、1998年より全日本スキー連盟専属トレーナーとなり、ソルトレイク・トリノ・バンクーバー・ソチオリンピックにてアスリートの活躍を支える。同時に筑波大学大学院にて「トップアスリートのコンディショニング」を専門領域とした研究にも従事し博士号(スポーツ医学)を取得。
2003年、ライフパフォーマンスをサポートするトレーナーカンパニー、株式会社R-bodyを設立。スポーツ医・科学の最前線コンセプトをもとに創設され、アスリートはもちろん一般の方を対象に、予防医学に特化したコンディショニング・トレーニングサービスを提供している。東京都・大手町、千葉県・柏の葉にてスポーツ運動療法施設を運営。コンディショニングコーチ養成機関「R-body ACADEMY」を開設。同時に、国内外の数々の医療機関や治療院、そして、フィットネスクラブやトレーニングセンターの人材育成や施設運営サポートを主としたウェルネスコンサルティング事業を行っている。
また、地方自治体との連携によって、健康なまちづくりにも従事している。独立行政法人日本スポーツ振興センター ハイパフォーマンススポーツセンター特任アドバイザー。2012年ロンドン、2016年リオデジャネイロオリンピックでは日本オリンピック委員会(JOC)本部メディカルスタッフ。2021年東京オリンピック・パラリンピックでは、選手村につくられるフィットネスセンターのマネージャー兼チーフトレーナーとして活動し、世界各国のアスリートのサポートを務める。また、2025年4月より筑波大学にて、スポーツウェルネス分野の教授として教鞭をとっている。