【あなたは今の睡眠に満足していますか?(後編)】
皆さん、こんにちは。
本日のコラムは西原が担当します!
前回の続きで今回は後編になります。
まだ前編を見られていない方はこちらから↓
前編でお伝えした内容をまとめると、
睡眠は「量」より「質」が大事
その質を高めるためには「脳」と「体温」が重要であること
というお話をさせて頂きました。
後編では、その質を高める方法についてお伝えします。
本にはいくつか方法が記載されており、
今回はその中の一つの
【寝る90分前に40℃のお風呂に15分入る】という体温の話を紹介します。
人間の表面上の「皮膚体温」の他に、
身体の中心部体温「深部体温」があります。
(皮膚体温は表面なので、外気の影響を受けやすく、
深部体温は深部の温度で約36.5~37.5度で保たれています。)
人間は、皮膚体温と深部体温の差が縮まった時に、
入眠しやすくなると言われています。
そのため、眠り始めの90分の質を高めるには、
入眠に向けて深部体温を下げて皮膚温度との差を縮めることが重要で、
寝る90分前に40℃のお風呂に15分入ることが推奨されているとのこと。
お風呂に入ると、深部体温は約0.5℃上昇しますが、
深部体温は上がった分だけ下がろうとする性質があるので、
お風呂に入らないと体温は緩やかにしか下がりません。
お風呂で深部体温をあげると90分後以降は
入浴前よりも深部体温が下がりやすくなります。
深部体温が下がることで皮膚温度との差が少なくなり眠りやすくなり、
眠りの質があがると言われています。
是非、一度実践されてみてはいかがでしょうか。
また次回をお楽しみに!!
END:2018.10.05