季節が変われば体も変わる?後編
皆様こんにちは
本日は山本が担当いたします。
さて前回のコラムでは、
太陽光と体の反応の関係について触れました。
今回はその続きをお送りいたします。
簡単に振り返ると、
朝日を浴びることで、目の奥にある視交叉上核という領域が
太陽光を感知し時計遺伝子を調節する。
それにより全身の細胞や臓器、筋肉が活動を始め
エネルギー消費状態になる、ということでした。
それでは反対に夜はどうでしょうか?
夜になるということは当然太陽が沈むということですね。
太陽が沈むと全身に夜であることが伝わり、
日没後3時間程度で完全に基礎代謝は低下し
エネルギー消費状態であった体は
エネルギー蓄積状態へと切り替わります。
ポイントは日照時間の違いです。
夏は日の入りが19時頃、冬は日の入りが17時頃です。
つまり夏は22時頃、冬は20頃にはエネルギー蓄積モードに切り替わります。
ということは、
もし同量の、そして同時刻に夕食を取るならば
季節によって体重の増えやすさが変わるということです。
これが冬に体重が増えやすくなる理由です。
寒いから体重が増えるわけではなく、太陽の時間が影響しているということです。
前編・後編でお送りしましたが、如何でしたでしょうか。
特にウェイトコントロールされている方は、
季節を考慮したうえで、目的に合わせて食べる時間とその量を
コントロールしてみるのも良いのではないでしょうか。
2019.01.21