寒さにも負けないカラダのコンディショニング!

  • SHARE

堀口 晴子コンディショニングコーチ

みなさん、こんにちは。

本日のコラムは堀口が担当いたします。

 

ここ最近、急激に寒くなってきましたね。

つい先日まで半袖で外出できていたのに、

今は長袖・・・いや、コートも必要!

なんていう日も多くなってきましたね。

 

 

冬に近づくにつれて冷え込みが強くなると、

つい肩がすくんでしまいがちな私です。

そんな日は、縮こまったカラダを伸ばしてカラダをほぐしたいですね!

 

肩がすくむと僧帽筋という肩にある筋肉がぎゅっと縮まります。

そんな姿勢が長く続くと肩こりの要因になりかねません。

 

もう少し細かく解説すると、僧帽筋という筋肉は、

頭部や頸部、胸部から肩にかけて、

上部、中部、下部に繊維の走行が分かれて存在しています。

 

①上部繊維は、頭部頸部から下方向に向かって鎖骨の外側へ、

②中部繊維は頚椎と胸椎(上位)から横方向に走って肩峰、肩甲棘へ、

③下部繊維は胸椎(下位)から上方向に向かって肩甲棘についています。

 

肩がすくむことで肩甲骨が上がり、

頭部、頸部と肩甲骨の位置が近くなると、

上部繊維の起始と停止が近づき、

それが長く続くことことで鬱血が起こり、

肩こりの要因になる可能性があります。

 

今回は、寒さで肩周りが縮こまってしまっている!

そんな方にお勧めの種目をご紹介します。

 

「Self ST Neck Side」

 

 

起始と停止をしっかりと引き離すことがポイントです。

力強く押すのではなく、重力を利用して軽く抑える程度の力で押すのがポイントです。

 

「Cobra」

 

 

うつ伏せでは負荷が高いという方は、まずは座って行ってみてください。

 

ポイントは頭部と肩を離すように、すくんでいる肩をリセットすること、

肩甲骨や胸椎を動かし、背中周りの筋肉を使って血の巡りをよくすることです!

 

日常、肩がすくんだり、凝ったりすることが多いという方は、

トレーニングの中でも肩がすくむ(上がる)ような動作が起きているかもしれません。

肩が上がったままトレーニングをしてしまうと、効果的に行えていない可能性もあります。

 

そんなことが思い当たる方には、肩甲骨を安定させるエクササイズもお勧めです。

肩甲骨を安定させる種目については、次回お話しさせていただきます。

それでは、一層寒くなってきますが、寒さに負けない身体作りをしていきましょう!

 

END.2021.11.02

カラダのくすり箱トップへ戻る
PHP Code Snippets Powered By : XYZScripts.com