体温調節のしくみ
今回は宮山が体温調節のしくみについて書かせていただきます。
運動をすると体温が上がり、汗をかいたりしてカラダは勝手に
体温調節をしてくれていますね。
体温調節は生存のために重要な機能の一つでもあります。
それでは、どのような仕組みになっているのでしょうか。
体内には「温度受容器」と呼ばれる温度をモニターする器官があり、
中枢性のものと末梢性のものがあります。
中枢性のものは脳の視床下部という部分に存在します。
ここにある温度を感知するセンサーの感度はきわめて高く、
0.01度の温度変化を感知することができます。
これは脳内の血液の温度をモニターしています。
また、末梢性のものは主に皮膚に存在します。
これには熱受容器と冷受容器があります。
前者は38~43度の時、後者は15~34度の時、
脳へ熱い、冷たいという情報を発信し、
その情報を得た脳(視床下部)は体温が一定に
保たれるようにカラダに指令を出します。
脳からこの指令を受けると、汗腺、血管、筋肉、内分泌腺の
4つを使って体温を調整します。
皮膚温や血液の温度が上昇すると、脳からの指令で
全身におよそ230万個あるといわれる汗腺から汗が出ます。
また、皮膚にある血管が拡張し、カラダの深部の熱がより
多く表層(皮膚)へと運搬されて深部体温を一定に保とうと働きます。
一方、皮膚温や血液の温度が低下すると、皮膚にある血管は
逆に収縮し、熱が逃げないようにします。
また脳が筋肉を震えさせて体温を上げようとします。
寒い時にカラダが震えるのはそのせいですね。
また諸説あるようですが、おしっこをした後にカラダが
震えるのも尿によって奪われた熱を補うために筋肉を震えさせる
とも言われています。
というところで本日はここまで。
今後も、普段自分のカラダにおきているけど意外と知らない!
というカラダについての内容を投稿していきます!
END:2019.05.28
END:2021.05.27 archive
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