膝前十字靱帯リハビリ日記①
皆様、こんにちは!
今回の担当は石原です。
今回は、前回予告していたとおり
「膝前十字断裂の受傷後から診断まで」
をお届けしたいと思います。
前回のコラムでもお話させていただきましたが、
自身の膝前十字靭帯再建術の経験を
お伝えしていければと思います。
▼前回コラム
https://r-body.com/blog/20211022/7917/
まずは受傷後の対応について。
突発的なアクシデントにより
ケガをしてしまった場合、
基本的には「RICE処置」を行います。
「RICE処置」
Rest・・・安静にする
Icing・・・冷やす
Compression・・・圧迫する
Elevation・・・挙上する
の4つの手技の頭文字をとった
代表的な応急処置です。
アクシデントによるケガの応急処置では、
組織の修復のためにおこる炎症反応に対して
炎症させないのではなく、
過剰な炎症反応により組織の損傷が
拡大しないようにすることを目的としています。
私もまずは
RICE処置を行いました。
膝の状態は、受傷1時間ほどでも
腫脹やそれほど患部の痛みはありませんでした。
明らかな腫脹がないのが
お分かりでしょうか・・・
膝を曲げることができる角度は
90度くらいまで。
伸ばすのは完全に伸ばし切ろうとすると
痛みがある状態でした。
ただ・・・
翌日の起床時、曲げ伸ばしが
ほとんどできない状態になっておりました。
翌日整形外科を受診。
まずはレントゲン撮影では
骨の異常は認められず一安心。
ただ、靭帯や半月板のように軟部組織には
MRIの撮影が有用なためMRIの撮影も行います。
私のMRIの撮影結果がこちらです。
正常な膝関節のMRIはこちらです。
上の画像と下の画像の赤い◯は
同じ部位を指しておりますが、
上の画像の赤い◯の中は
白くぼやけているのがおわかりでしょうか。
こちらが本来、下の画像のようにはっきりと
前十字靭帯が確認できるはずですが、
白くぼやけてしまっている
=靭帯が断裂してしまっていることを指します。
幸い、半月板に異常は認められず、
膝外側側副靭帯、内側側副靭帯には
微小の損傷の疑いがありました。
前十字靱帯断裂の診断を受けたので、
まずは患部に負担がかからないように
装具を購入し固定。
膝の曲げ伸ばしは
ある程度出せるものですが、
一番NGである動作の、
膝が内側に入らないようにするための金具が、
両サイドに入っているものです。
歩行は特に松葉杖などなくても可能です。
ただ、固定により
階段の上り下りが不便でしたので、
しばらく駅などでは、
積極的にエスカレーターや
エレベーターを使用しました。
元々夏だったので
湯船にあまりつからずシャワーのみ、
コロナ渦でもあったので
アルコール摂取も控え、
時間さえあればアイシングをし、
炎症が拡大しないように努めました。
以上が受傷後から診断までのお話です。
次回は、手術をするか否かの判断と、
手術日までのリハビリについて
お話をしていきたいと思います。
END:2022.07.15
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