重いものを持ち上げる時に腰を痛めるメカニズム

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宮山 卓也上級Conditioning Coach

こんにちは!R-bodyの宮山です。

お盆休みも明けて、
お仕事に戻られたり運動再開!
という方も多いのではないでしょうか。

さて、今回は重いものを持ち上げる時に
腰をグキッと痛めてしまう時に、
どういうことが腰の組織におきているのかを解説します。

 

例えば物を床から持ち上げる時に、
このような格好になると思います。 

この時、腰にはどのような力が加わっているのでしょうか。

 

今回のキーワードは「せん断力」です。

「せん断力」とは
物体のある断面に平行に、
互いに反対向きの一対の力を作用させると
物体はその面に沿って滑り切られるような作用を受ける。
これがせん断作用で、
このような作用を与える力を
「せん断力」という。(weblio辞書)

 

上のよう格好をしていると、
背骨は下の写真ような状態になっています。 

そしてどのように背骨に対して反対の力、
滑り切るような作用が生じるかと言いますと、

 

重力は常に青い矢印で示しているように
上から下に対して働いています。

一方で物を持ち上げる時の動作の方向は
緑の矢印のように下から上になります。

その際に腰の骨(腰椎)が滑ってずれないように
安定させておくことができないと、
赤い矢印のようにせん断力によって
腰の組織にダメージが与えられ、
痛みを発生してしまうのです。

 

せん断力を減らすためには
以下のような持ち方が考えられますね。 

上記の重力、持ち上げる方向を考えると、
上半身を床に対して垂直にすればするほど
せん断力が減ることがイメージできますでしょうか。

ではなぜ腰の骨(腰椎)を安定させることができないのか、
それは人によって様々です。

 

一つ言えることは
「腰痛の原因は腰にない」ということです。

腰以外の関節が適切に動いてないことで、
腰に負担がかかっているかもしれません。

R-bodyの会員の皆様なら
自分自身のからだのクセを理解して、
自分なりの原因がわかるかもしれませんね。

重いものを床から持ち上げる際は、
「せん断力」というものが働いているということを
頭の片隅にでも入れておいていただけたら、
物を持ち上げる時の腰痛も防げるかもしれませんね。

 

END:2022.08.19

 

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