片足バランスをもっと詳しく!

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関上 寅之輔上級Conditioning Coach

◼片足バランスできますか?

皆さんは片足バランスは得意ですか?

片足を5cm程度浮かせて、

60秒から120秒程度バランスを保つことができるか

ぜひ試してみてください。

(目を閉じて行うチェック方法もありますが、

今回は目は開けたままで大丈夫です!)


もしも20秒よりもはやく、

①浮かせている足が地面についてしまう。

②地面についている側の足の位置が変わってしまう
(ケンケンしてしまったり・・・)。

ということがあったら、

少しバランス能力に問題があるかもしれません!

※文部科学省 新体力測定 / 日本整形外科学会 運動器機能評価基準 参考

片足バランスの機能が乱れると、

日常生活で転びやすくなってしまうことは

想像に難くありません。

 

また、スポーツ動作の中でも、

バランスを取るために、

本来必要のない無駄な力が必要になってしまったり、

良いことはありません。

 

片足バランスの機能を高めていくためには、

どのようなことをしていけばよいのでしょうか?

 

◼片足バランスは、実は静止しているわけではない。

片足バランスをしているところを見ると、

バランスの良い人ほど、「ピタッ!」っと

止まっているように見えますが、

実は、片足バランスを行う際に、

厳密には身体の関節は止まってはいません。

 

下記の写真を見てもらえばわかるように、

脚の付け根の「股関節」は、

球のような関節になっています。

 

そのため、

360°いろいろな方向(縦、横、回旋)に

動きやすい構造であると言えます。

片足立ちになるということは、

球(股関節)の上に乗っている上半身が、

縦方向や、横方向(または回旋方向)にグラグラと

不安定になることがイメージしていただけますでしょうか?

このグラつきは、“重力”によっておこされます。

もしも、そのまま重力にまかせていたら、

倒れてしまいますよね。

片足バランスを行っている際に、

もしも、カラダが右に傾いてしまったら、

股関節の上ではカラダを左に動かす動作が起きます。

もしも、カラダが前に傾いたなら、

股関節の上ではカラダを後ろに動かす動作が起きるわけです。


つまり、片足バランスを行っているときの股関節は、

静止しているのではなく、360°いろいろな方向に

「関節を動かして」バランスを取っているということなのです!

◼片足バランスの機能の強化する為には、

関節を3つの方向に動かすべし!

片足バランスは、実は静止しているわけでなく、

股関節が、360°(縦、横、回旋)に動作することによって

行われていることがイメージしていただけたかと思います。

 

つまり、片足バランスの機能を強化するためには、

股関節の、縦、横、回旋方向の動作を強化する必要があるのです!

エクササイズの動画はこちら↓
https://www.youtube.com/watch?v=kREszcuyrjg

 

R-bodyでは、一人ひとりのおカラダを個別に評価し、

評価に基づいた最適なプログラムをご案内しております!

(例に出したエクササイズは、3つの方向の動きがわかりやすい種目で紹介しています。

バランスの機能に問題のある方には、より簡単な種目から、安全にご案内しております。)

ご自身のバランス能力が気になる方は、ぜひサービス体験にご来館ください!

サービス体験はこちら→ https://r-body.com/for_everyone/academy/#trial

 

それではみなさん、日常生活や、スポーツ動作の中でも

大変重要な「片足バランス」を是非強化してみてください!

 

END:2022.10.11

 

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