クールダウン
みなさん、こんにちは!
本日のコラムは北海道東川町にいる小野寺が担当します!
私は、2021年7月より生まれ育った東京を離れ、
写真の町東川町に移住をし、
東川町の町民の健康サポートを行なっております。
もうすぐ3年目になります。
東川町とは・・・
さて、今回はクールダウンについてです。
クールダウンという言葉は
ウォーミングアップという言葉とともに、
ほとんどの方が聞いたことがあるかと思います。
また、聞いたことはあるけれど、
「運動後にクールダウンをしていない。」
という方も多いのではないでしょうか?
今回は、クールダウンの効果をお伝えしたいと思います。
クールダウンの効果は以下の4つと言われています。
1、疲労物質除去の促進
2、筋肉の柔軟性、関節の可動域を取り戻す
3、めまい、吐き気、失神の防止する
4、精神的に落ち着くことができる
1、疲労部質除去の促進
運動によって筋肉中に疲労物質
(乳酸、二酸化炭素、アンモニア、水素など)が産生されます。
乳酸は間接的に筋肉の疲労に関わっており、
早期に除去しなければならない物質です。
乳酸の除去にかかる時間は、
安静時と軽い運動を行なった場合と比較すると
軽い運動(ジョギング)をした方が短くなるという報告もされています。
2、筋肉の柔軟性、関節の可動域を取り戻す
運動後の身体は運動強度が高いほど
アンバランスな状態になっています。
運動に使われた筋肉は縮み、
そのままにしておくと筋肉の硬さや
関節可動域の狭くし、
身体のアンバランスの原因となります。
ストレッチや体操をすることにより、
運動を行う前の状態に早く戻すことができ、
疲労回復や外傷・障害の予防に繋がります。
また、運動直後は体温が上昇しているため、
ストレッチをすることにより
柔軟性を向上する効果も期待できます。
3、めまい、吐き気、失神の防止する
急に運動を停止した場合、
体内を激しく流れていた血液が
心臓に戻りにくい状態になります。
一時的に心臓に戻る血流が不足するため、
脳への血流も減り、
めまい、吐き気、失神が起こる可能性があります。
軽い運動を行うことで、
下半身の筋肉が血管の周りで
収縮・弛緩を繰り返すことにより
血液が心臓へ徐々に送られ、手助けになります。
4、精神的に落ち着くことができる
試合後や運動後は交感神経が優位になり、
興奮状態になっていることがあります。
軽い運動やストレッチをすることで、
精神的に安定し、リラックスすることができます。
これらの効果から、
クールダウンはした方がよいと言われています。
効果を知ると、
より実施した方が良いことが伝わるのではないでしょうか。
また、上記に記載しているストレッチは、
スタティックストレッチがおすすめです!
(筋肉をゆっくり伸ばすストレッチ)
スタティックストレッチについては、
次回お話ししたいと思いますので、少しお待ちください。
それでは、
今回ご紹介したクールダウンと
ウォーミングアップを
スポーツの前後に実施することで、
自分で自分のカラダの調子を整えていただければと思います。
END:2023.06.13
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