膝前十字靭帯のリハビリ日記④〜入院中のリハビリ編〜

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石原 亜耶Conditioning Coach

皆さんこんにちは!
本日の担当は大手町店の石原です。

今回も膝前十字靭帯のリハビリについてお話したいと思います。
今回は術後の入院中の病院でのリハビリについてです。

過去のコラムはこちら↓
膝前十字靭帯のリハビリ日記①
膝前十字靭帯のリハビリ日記②
膝前十字靭帯のリハビリ日記③

手術後の入院期間は6日間でした。

まずは入院期間中に松葉杖なしで
歩行ができることを目標に、
翌日から早速リハビリを開始します。

術後1日目〜3日目
この期間は、膝の関節の可動域をしっかりと確保しておくために、
・理学療法士に膝周りの筋肉のほぐし
・膝を自分で引きつけて可能な範囲で動かす訓練

・大腿四頭筋(腿の前の筋肉)に力を入れる練習

をひたすら繰り返しました。

ここで登場したのが、CPMという機械。
これから毎日お世話になりました。

この機械に足を乗せて
他動的に膝関節を曲げ伸ばしすることができます。
角度はもちろん、
スピードも調整することができます。
まずは、とてもゆっくりゆっくり、
伸展(膝を伸ばした角度)15度、
屈曲(膝を曲げた角度)60度まで。

退院の日には、
伸展0度、屈曲120度まで動かすことができました。

術後4日目
上記のリハビリメニューは継続し、
それに加え、片松葉での歩行練習、
その場足踏み、
浅いスクワットの練習も開始しました。

動かし初めは膝蓋骨(膝のお皿)周囲の硬さが気になるものの、
動かしていくと動きがでることを実感し、
どの動きも痛みのない状態で実施することができました。

術後5日目
この日から階段の上り下りの訓練も開始。
まずは手すりにつかまりながら上り下り。
意外と大変なのが降りる時。
階段を降りる際には
後ろの足の膝が曲がる状態になると思いますが、
まだ曲がる可動域の改善ができていないため、
降りるときは一歩ずつ下りことしかできませんでした。
ただ、平坦な床を歩くことは、
松葉杖なしでもできるまでに!

術後6日目
この日の午後が退院日だったので
午前中のみリハビリを実施。
最終日も杖なしでの歩行の練習、
階段の上り下りの練習をし、
無事に目標であった杖なしでの歩行を
クリアすることができました。

退院時には少し内出血が下がってきました。

リハビリで感じたことは、
可動域がでるようになっても翌日には戻っていて、
三歩進んで二歩下がる状態。
でも地道に繰り返し行うことが
一番の近道なのではないかなと思いました。

 

次回は退院後のリハビリのご様子をお送りいたします!

 

END:2023.06.30

 

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