身体はテコでできている〜バイオメカニクス〜
皆様こんにちは!
本日のコラムは小川が担当いたします!
本日は、身体の中で起きているテコの作用について説明します。
身体の至る所で“テコ”が
使われていることはご存知でしょうか?
実はテコは身体の中で非常に重要な役割を担っているのです。
では実際にどこで使われているのか解説していきます。
テコには3種類あります。
支点/力点/作用点(荷重点)の位置関係によって
テコの特徴が異なります。
▪️第一のテコ
支点が真ん中にあり、
左右に力点と作用点があるようなテコのことです。
一般的にテコと言われた時に表現されるようなものかと思います。
例)
腓腹筋(ふくらはぎの筋肉)は
足関節で第一のテコが用いられています。
▪️第二のテコ
支点→作用点→力点のように並ぶテコのことです。
小さな力で大きな力発揮ができるのが特徴のテコです。
例)
腕橈骨筋肉(肘の筋肉)は
肘関節で第二のテコが用いられています。
▪️第三のテコ
支点→力点→作用点のように並ぶテコのことです。
物体の運動量(移動した量)が大きいことが特徴です。
例)
上腕二頭筋(ちからこぶの筋肉)は
肘関節で第三のテコが用いられています。
大きな筋肉(大胸筋や大臀筋、大腿四頭筋)は、
ほとんどが第三のテコの形で作られており、
大きな力が出しやすい構造になっているのです。
こういった観点で考えると、
人の身体の素晴らしさに気づくことができて面白いですね!
質問等がありましたら、店舗にいるコーチにご質問ください!
もちろん私(小川)への質問、大歓迎です!
END:2024.06.21
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