オススメのストレッチ

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堀口 晴子コンディショニングコーチ

みなさん、こんにちは。
今日のコラムは堀口が担当いたします。

 

さて、本日のテーマである「オススメのストレッチ」なのですが
私はトレーニングをする前に、
相反抑制の作用を使ったストレッチを行います。

 

先月、髙田トレーナーのコラムで
神経筋効率とは 〜動作効率を上げる拮抗筋の役割〜」というコラムがありました。
勉強になりましたね!

 

コラムの中に主導筋を効率的に働かせるために、
準備運動で拮抗筋を緩ませておくと効果的、
という話がありました。

 

例えば、私の場合、
SQをしてしっかりと下肢の筋力をつけたいとします。
SQの重量を限界まで上げて
追い込むことももちろん大切なのですが、
股関節を伸ばしていく時に
床を効率よく押せていることが重要であるため、
股関節前面の筋肉が緩んでいると股関節を伸ばす動作が
より効率的に行われると考えることができます。

 

そのために、
股関節前面の筋肉を緩ませるストレッチとして
準備運動に「Bridge」という種目を先に取り入れます。

 

Bridgeがストレッチなの?
と思われた方もいらっしゃるかと思います。

この種目は踵で床を押してお尻を上げることで
股関節を伸ばす動作を繰り返す種目で、
臀筋が主に使われるトレーニングです。
つまり、相反抑制の作用を利用してストレッチを行います。

相反抑制については、
昨年本間トレーナーがわかりやすくまとめてくれているコラムを紹介します。
アクティブストレッチで意識すること

 

SQを立位で行う前に、
まず重力の影響を受けない寝た状態から
股関節を伸ばす種目を実施し、
その中で相反抑制を利用して
臀部の収縮が入りやすい状態にしながら、
股関節前面の筋肉を緩めていくということになります。

もちろん、純粋に股関節を伸ばすストレッチも効果的ですが、
臀筋を強化する種目の中で
股関節前面のストレッチをするという
一石二鳥な種目もオススメです!

 

こんなふうに一石二鳥種目を行うと
時間も短縮してトレーニングすることができたります。

ぜひ、みなさんの準備運動も
こんな視点を取り入れてみてください。

 

END:2024.07.26

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