オリンピックでウエイトリフティングを楽しもう!

  • SHARE

宮山 卓也上級Conditioning Coach

こんにちは!
R-bodyの宮山です。

 

私は今、協会に登録をして選手として
ウエイトリフティング(重量挙げ)を楽しんでいます。

前回のコラムでも書きましたが、
今年の4月には公式戦に出場し、
記録をつけることができました。

(セコンドにコーチがついていて、その励ましの声がとても力になりました。
その方は今もなおマスターズで活躍し、
世界マスターズでも優勝経験のある現役の65歳の方です)

(県大会レベルですが、山陽新聞にも結果が取り上げられていました)

 

私はウエイトリフティングは初心者ですが、
日々のコンディショニングのお陰で、
徐々に記録は今も伸びています。

そんなウエイトリフティングは
もちろんパリオリンピックでも採用されており、
第1回(1896年)アテネ大会から正式種目として採用されています。

スナッチと呼ばれる床からバーベルを頭上まで一気に挙げる種目と、
クリーン&ジャークと呼ばれる一度鎖骨までバーベルを持ち上げて、
そこから頭上に突き上げる2種目のトータル重量で争います。

階級別で行われるスポーツで、
日本人もかつて金メダルなどを獲得している種目です。

 

また、スナッチ、クリーン&ジャーク
それぞれ3回ずつ試技があります。

先にスナッチを行います。
3回の中の一番重かった重量が記録として残り、
2種目の一番重い重量の合計で順位が決定します。

スナッチの記録が
90kg(成功)、100kg(成功)、110kg(失敗)、
クリーン&ジャークが
100kg(成功)、120kg(成功)、140kg(失敗)だとしたら、
スナッチの100kg+クリーン&ジャークの120kg=220kgが記録となります。

スナッチが終了した段階で負けていても、
クリーン&ジャークで逆転もあり得るわけです!

 

そして見どころとしては、
舞台裏で行われている“駆け引き”にあります。

前の選手の試技が終わって自分の名前が呼ばれてから
1分以内にバーベルが離床しなければなりません。
そして自分の名前が呼ばれてから30秒間は、
重量変更が2回まで可能で、
重量変更のためプレートを付け替えている間は
30秒のカウントもストップします。

つまり、本当は100kgで挑戦したいんだけれど、
わざと最初に90kgで申請しておいて、
30秒の間に2回重量変更の申請をすると、
30秒+数十秒の時間稼ぎが出来ます。
その間に体力を回復することも可能なわけです。

 

また、ライバルの申請している重量を見ながら、
自分はどうするか決めるという駆け引きが、
30秒~1分ほどの間に舞台裏で行われているのです。

(試合会場の裏ではこのように誰が何キロを申請しているか見ることができます)

 

日本からは、
男子は73キロ級で東京五輪7位の宮本昌典(東京国際大職)選手と
102キロ超級の村上英士朗(いちご)選手が、
女子は49キロ級の鈴木梨羅(ALSOK)選手がパリの舞台で活躍するので、
ぜひ皆さんもこれを機に一緒に応援しましょう!

 

 

END:2024.07.30

ーーーーーーーーーーーー
店舗情報について
大手町店:https://r-body.com/center/otemachi/
柏の葉店:https://r-body.com/center/kashiwanoha/

 

カラダのくすり箱トップへ戻る
PHP Code Snippets Powered By : XYZScripts.com