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筋肉と熱中症の関係性について

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上能 一真

こんにちは!
R-bodyの上能です。

これから暑くなる季節。
ニュースなどで「熱中症に注意しましょう」という言葉を耳にする機会も増えてきましたね。
今回は、「筋肉と熱中症」の関係について、あまり知られていない視点からお話ししたいと思います。

「暑さ」は、カラダの中のコンディションでも変わる?

熱中症というと、「気温が高い」「湿度が高い」といった外の環境のせいに思えますが、実はそれだけではありません。
体の中の準備状態―とくに、筋肉の働きや体力のベースも関係していると考えられています。

たとえば、暑い環境で体が熱くなったとき、私たちは汗をかいたり、血流を皮膚へ送ったりして、熱を体の外へ逃がそうとします。

このときに重要になるのが、「筋肉」なんです。

筋肉には、熱を逃がすサポーターとしての役割がある

筋肉には、血液を心臓に戻す「筋ポンプ作用」という機能があります。
この働きによって、体の中を流れる血液がスムーズに循環し、熱を帯びた血液を皮膚に運び、汗と一緒に熱を逃がすサポートをしていると考えられています。

でも、動かない時間が続くと…

日頃からあまりカラダを動かしていないと、筋力や体力のベースが少しずつ落ちていきますよね。
そうなると、筋肉による血流サポートや熱を逃がす働きがスムーズに行われにくくなって、結果的にカラダに熱がこもりやすい状態になることもあると考えられています。

「暑いから動かない」ではなく、「動ける準備」を

「暑い日は無理しないで」とよく言われますが、
実は“暑さに負けないカラダを準備しておく”ことの方が、大切なのかもしれません。

日頃から無理のない範囲でカラダを動かす習慣をつけておくことで、
血流や発汗といった「熱を逃がす機能」がはたらきやすくなり、結果として暑さに対応しやすいカラダづくりにもつながります。
そんな視点も、これからの季節には意識してみてくださいね。

最後にひとこと

水分や塩分の補給ももちろん大切ですが、「自分のカラダをどんな状態に保てているか」も、
熱中症の予防にとって大切なポイントになってきます。

今年の夏を元気に過ごすために、いまのうちから少しずつ、“動ける準備”を始めてみませんか?

 

END:2025.06.13

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