見た目重視?それとも機能重視?ローカル筋とグローバル筋の違いを知る
下斗米 良武
こんにちは、R-body コンディショニングトレーナーの下斗米です。
「筋トレ」と聞くと、腹筋を割る、腕を太くする、といった“見た目”を重視したトレーニングを思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、私たちのカラダには、見た目には現れにくいけれど、日常生活やスポーツパフォーマンスにおいて非常に重要な役割を果たす筋肉があります。
それが、「ローカル筋」と呼ばれる深層の筋肉です。
ローカル筋とは?
ローカル筋は、身体の深部に位置し、関節や脊柱の安定性を保つ役割を担っています。
代表的なローカル筋には、腹横筋や多裂筋といった筋肉があります。
これらの筋肉は、動作の前に先行して働き、体幹を安定させることで、スムーズな動きを可能にします。
グローバル筋とは?
一方、グローバル筋は、身体の表層に位置し、大きな力を発揮して動作を生み出す役割を担っています。
代表的なグローバル筋には、腹直筋や脊柱起立筋といった筋肉があります。
これらの筋肉は、体を曲げる、ひねる、持ち上げるといった動作に関与します。
どちらが重要?
ローカル筋とグローバル筋は、どちらも私たちのカラダにとって重要な役割を果たしています。
そのため、どちらが良いもので、どちらが悪いものということはありません。
ローカル筋が体幹を安定させ、グローバル筋が動作を生み出す。
この両者がバランスよく働くことで、効率的で安全な動作が可能になります。
しかし、日常生活やトレーニングにおいては、グローバル筋ばかりが注目され、ローカル筋の存在が見過ごされがちです。
その結果、身体のバランスが崩れ、ケガや不調の原因となることがあります。
ローカル筋を意識したトレーニング
ローカル筋を鍛えるためには、以下のようなエクササイズがおすすめです。
・フロントブリッジ(FB E-T)

【やり方】
①足幅を骨盤の幅と同じくらいに開く。
②肘を肩の真下にして、頭からかかとまでが一直線の状態で30秒間キープする。
【ポイント】
・頭からかかとまでが一直線の状態を保つこと。
【注意点】
・腰が反らないように注意。
これらのエクササイズは、無理なく始められ、日常生活の中でも取り入れやすいものばかりです。
見た目の変化を求めるトレーニングも大切ですが、カラダの内側から整えることも、とても大切です。
ローカル筋とグローバル筋のバランスを意識し、日々の生活やトレーニングに取り入れてみてください。
「R-bodyするを日常に」
カラダを整えることが、あなたの生活をより豊かに、快適にしてくれるはずです!
END:2025.07.04
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