テニスを長く楽しむためのコンディショニング
大浦 拓也上級Conditioning Coach
こんにちは、R-bodyの大浦です。
テニスは、年齢を重ねても長く楽しめる素晴らしいスポーツです。
だからこそ「できるだけ長く、痛みなくプレーを続けたい」という声を多くいただきます。
今回は、その願いを支えるカギとなる「動作パターン」についてお話しします。
技術や道具だけでなく、自分自身のカラダの使い方に目を向けてみましょう。
「動作パターン」とは、簡単にいえばカラダの使い方のクセや傾向のこと。
私たちは日常生活でもスポーツ中でも、無意識のうちに一定の動き方をしています。
このようなクセが積み重なると、特定の部位にストレスが集中し、痛みやケガにつながることがあります。
つまり動作パターンは、パフォーマンスだけでなく「痛みなくプレーを続けられるかどうか」にも関わる、とても重要な要素なのです。
たとえば、テニスのサーブを例に挙げてみましょう。
「肩が上がりにくい」状態で、代わりに腰を大きく反らせてサーブをしていた方がいたとします。
この状態を続けていると、やがて腰に負担がかかり、腰痛を引き起こすリスクがあります。
このとき、多くの方は「肩が動けばそれで大丈夫」と考えがちですが――
実は、それだけでは不十分なんです。
なぜなら、肩関節の柔軟性が戻っても、「全身の中で正しく動かす」という動作パターンの再学習を行わない限り、
人はつい、これまでのクセ(腰を反らす)で同じように動いてしまうからです。
だからこそR-bodyでは、「部分的な機能改善」だけでなく、
全身を連動させた“正しい動作パターン”の再構築をとても大切にしています。
肩が動くようになったとしても、サーブ動作の中で“腰を過剰に反らずに肩を使える”ようになるためには、全身の動きの再学習が必要です。
部分の改善だけで安心せず、カラダ全体のつながりを見直すことで、長く・快適にテニスを続けられる未来を育むことができるのです。
「また思いっきりテニスがしたい」
「ケガなく楽しみたい」
そんな想いに寄り添いながら、私たちは“ケガしないカラダづくり”をサポートしています。
動作パターンの見直すことは、テニスの技術を磨くことと同じくらい価値があります。
関節の柔軟性だけに満足せず、「カラダ全体でどう動くか?」を一緒に整えていきましょう。
10年後も20年後も、自分らしくプレーできる――
そんな未来を、一緒に目指せたら嬉しいです。
気になる方は、ぜひお気軽にR-bodyにご相談ください。
あなたの「まだまだやりたい!」を、コンディショニングの視点から支えていきます!
END:2025.07.22
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