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動作から整える、疲れにくいカラダづくり

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川田 真琴上級Conditioning Coach

みなさん、こんにちは。
R-bodyの川田です。

突然ですが、「歩くと足の裏が張る」「ふくらはぎが重い」そんな感覚はありませんか?
それを「疲れのせい」と片づけてしまいがちですが、実は「歩き方」や「足の使い方」に原因があることが多いのです。

 

足の裏やふくらはぎは、地面からの力を受け止め、カラダ全体を支える大切なパーツです。
ところが長時間のデスクワークやスマートフォン操作により、姿勢が崩れたりすると、歩行時の重心が偏りがちになります。
その結果、足の裏の一部だけで地面を押したり、ふくらはぎの特定の筋肉だけが過剰に働いたりして、「張る」「かたい」のような感覚が出ます。

歩くとき、足の裏全体がベタッと地面に着くような感覚はありませんか?
これは「ドロップアーチ」と呼ばれる状態で、足のアーチ構造が落ち込み、地面の衝撃を吸収できなくなっているサインです。
足のアーチは本来、地面を「
バネのように押し返す」役割を持っています。
しかしアーチが落ち込むと、足底腱膜や足首を動かす筋肉が引き伸ばされ、緊張が高まった状態になります。
つまり、ベタベタ歩きは「足をうまく使えていない歩き方」とも言えるかもしれません。

R-bodyでは、こうした「足の張り」も「動作の結果」として捉えます。
足だけを見るのではなく、骨盤・体幹・肩など全身の連動をチェックし、動きのバランスを整える。
動作を評価し、改善していくことで、筋肉の使われ方も自然と整い、「疲れにくい動き方」が身につきます。

 

まずは今日からできる簡単なケアをお伝えします。

 

<足の指をほぐす>
母趾球(親指のつけ根)を押しながら、指を左右に開くように動かします。
土踏まず、踵も押してほぐす。

 

<つま先立ち→かかと下ろし>
かかとの上げ下げを、各30回を目安に行います。
これは、足首のポンプ作用を促し、血流をよくするサポートをしてくれます。
参考動画:https://www.instagram.com/p/DMH1hWOzyQx/

 

これらはどれも、足裏のセンサーを目覚めさせるシンプルな動きです。
わずかな時間でも、「動かして整える」感覚を取り戻すことができます。

 

足の裏の小さな筋肉の働きが、実は全身の姿勢や歩行にまで影響しています。
「張る」「かたい」という感覚は、カラダからのメッセージ。
無理に我慢するのではなく、「
どう動いているか」に気づくことが、セルフケアの第一歩です。

 

今日の一歩を、少しだけ丁寧に。
その積み重ねが、疲れにくく軽やかに動けるカラダをつくります。

 

END:2025.10.24

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