腰を痛めないために・・・
みなさん、こんにちは!
本日のコラムは小野寺が担当します!
北海道東川町に来て、半年が経とうとしています。
そして、本格的な冬が近づいてきました。
東川町では、ここ数日、雪が降る時間が増えてきており、
景色が白色に変わってきております。
東京育ちの私からしたら、大雪の感覚なのですが、
東川町ではまだまだとのこと・・・!!!
また、私からしたら、東京では感じたことがない、
サラサラな雪に驚いていると、
これもまた、東川町の方々からは「水っぽい」と言われ、
新しい経験をたくさんしている今日このごろです。
また、雪が降るとやらなくてはいけないことの1つが「雪かき」です。
「雪かき(雪はね)をして、腰が痛い。」という声も多く聞きます。
今日は腰痛について、考えたいと思います!
まず、「腰」とはどのことを言うのかというと・・・
背骨は
上から頚椎(黄色の7個)、
胸椎(水色の12個)、
腰椎(ピンク色の5個の)
計24個の骨から構成されています。
その中でも腰椎部分を一般的に「腰」と言います。
この腰椎は骨の構造上あまりたくさん動く関節ではありません。
あまりたくさん動くことが得意ではない関節が、
頑張りすぎてキャパオーバーになって起こるのが腰痛です。
腰椎の上にある「胸椎」や腰椎の下にある「股関節」は、
腰椎に比べて動くのが得意な関節です。
この「胸椎」、「股関節」が正しく動いてくれればよいのですが、
なんらかの原因で動きにくくなってしまい、
その分を補おうとして腰椎が頑張り、
先ほどお話ししたようにキャパオーバーになってしまいます。
「下にあるものを取る際に腰が痛い」
「雪かきで腰が痛い」
みなさんが抱えている腰の痛みは
もしかしたら、今の話で言うと
腰に原因はない可能性がありますね。
今回は、腰に原因がない場合、
ぜひ実施して欲しいエクササイズを紹介します!
動き出す前に、雪かきの前にぜひ実施していただければと思います。
◆太ももの後ろのストレッチ(Self St Ham Sit)
①椅子に浅めに座り、片足を前に出しつま先をあげる。
②上半身が一直線のままカラダを前に倒す。
③倒したところで、深呼吸を5回行う。
<ポイント>
上半身を一直線のままカラダを倒す。
◆体幹を安定させて股関節を動かす(Leg Lowering)
①仰向けに寝て、両足を股関節90度になるように上げる。
②片足はそのままの位置を維持したまま、反対の足をゆっくり下ろす。
③下ろしていた足を元の位置に戻し、反対の足を下ろす。5往復行う。
<ポイント>
片方の足を下ろす際に、維持しておく足が一緒に下りないようにする。
膝が曲がらないように行う。
END:2021.12.21