みなさんが得たい柔軟性はどちらですか?

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大浦 拓也上級Conditioning Coach

本日の担当は大浦です。

柔軟性とは何かについてお話ししたいと思います。

皆さんが欲しい柔軟性とは
Aの写真とBの写真はどちらでしょうか?                         

Aの写真は
自分ではなく
誰かに動かしてもらった時の柔軟性ですね。

Bの写真は
自分で動かせられる柔軟性ですね。

おそらく多くの方は
Bの写真のような柔軟性ではないでしょうか?


スポーツ中に
もっと体の動きをよくしたいと思ったら
自分で動かせないと意味がないですよね?

また日常生活においても
操り人形のように
誰かに体を動かしてもらっているわけではないので
Bの方かと思います。

 

Aの柔軟性とBの柔軟性の一番の違いは
自分の筋肉を使って動かしているかどうかですね!

 

しかし、
皆さん柔軟性をあげるアプローチとして
まず浮かぶことは誰かに動かしてもらう
マッサージやストレッチではないでしょうか?

 

もちろん硬いとそもそも動かないので
マッサージやストレッチは非常に大切です。

しかし、
マッサージやストレッチを
やっただけで終わってしまうと
自分の筋肉は働いていないので、
いつまでたっても
自分では動かすことができるようにはなりません。

 

結果、週3回はマッサージにいっているのに
体が全然柔らかくならない!
ということにつながります。

つまり
柔軟性を出すためにはストレッチのみではなく、
ストレッチ+“運動”がマストということです。

 

これはすでに科学的に証明されているので
私たちの施設でも柔軟性を出したい場合
ストレッチやマッサージのみ
実施するということはしていません。

むしろ自分の筋肉を使って動かす練習をしないと
動きの中で使える柔軟性は生まれてこないのです。

例えば肩が硬いと感じる場合のアプローチ例を紹介します。

①まずは硬いところを柔らかくすることが必要です。

この写真では、
肩を動かすときに必要な
広背筋のストレッチをしています。

しかし
ここで終わってしまっては
自分では動かすことが出来ていないので
すぐ動かなくなってしまうのです。

ですので、次なるステップへ!

②ストレッチで動くようになった関節を
自分の筋肉で動かすようにしていきます。

緩めるだけではなくきちんと自分で
“動かす”ということが重要ということですね。

 

③次は負荷をかけて肩を動かします。

日常生活では
様々な場面で負荷がかかっているので
ある程度の負荷の中でも
動きをコントロールすることは大切です。


つまり・・・
筋肉が働くことが柔軟性を得る上で大切なことなので
実は筋トレも必須です!

 

柔軟性がイマイチでないと感じている方は
ぜひ参考にしてもらえたらと思います。

 

END:2018.11.18

 

END:2023.03.24 archive

 

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