運動不足が引き起こすリスクと対策
本間 新太郎Conditioning Coach
私たちの生活は、スマートフォンやパソコンなどを使う時間が増えたことで、仕事から娯楽まで座ったまま過ごす機会が多くなりました。
その結果、日常的な身体活動量が大幅に減り、運動不足になりやすい人が増加しています。
運動不足を続けていると、肥満や生活習慣病のリスクが高まるだけでなく、筋力や体力、心肺機能の低下にもつながりやすくなります。
特に、高血圧や糖尿病、コレステロールや中性脂肪の値が高い状態などは放置すると合併症を招く恐れがあるため、注意が必要です。
さらに、筋力が衰えることで体が疲れやすくなり、基礎代謝が下がってエネルギーを消費しにくい体質になることもあります。
その結果、体重が増えやすくなるだけでなく、姿勢の乱れから腰痛や肩こりなどの慢性的な不調を引き起こすリスクも高まります。
これらの痛みや不調を抱えたまま生活を続けると、日々のパフォーマンスが下がり、行動の幅が制限されてしまうかもしれません。
また、運動は気分を切り替える手段にもなるため、体を動かす機会が減るとストレスがたまりやすくなるともいわれています。
そこで大切なのは、普段の生活の中で無理なく体を動かす習慣を身につけることです。
エレベーターの代わりに階段を使う、近距離であれば車よりも歩く、仕事の合間にこまめにストレッチをするなど、少しの工夫で活動量を増やすことができます。
また、ウォーキングや軽い筋トレなど、比較的始めやすい運動を週に数回取り入れるだけでも、体の機能維持や体力向上には十分効果があります。
最初から大きな目標を掲げるのではなく、短い時間や低い負荷から始め、慣れてきたら少しずつ時間や強度を上げていく方法がおすすめです。
適度な運動を続けることは、健康的な体型を保つだけでなく、日常生活での動作を楽にし、活動的に過ごすための基盤づくりにも役立ちます。
運動不足がもたらすリスクを理解し、毎日の暮らしに小さな運動習慣を取り入れることが、長い目で見たときの心身の安定と活力につながるでしょう!
まずは身近なところから始め、継続することで、自分にとってちょうどいい運動のスタイルを見つけてみてください。
END:2025.04.15
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