腹圧ってどういうこと?
小野寺 未来Conditioning Coach
今回のコラムでは、腹圧についてお話していきます。
腹圧という言葉を、一度は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
・腹圧とは?
腹圧とは、腹腔内圧(IAP)という言葉の略称です。
腹腔とは、横隔膜より下の内臓が収納されている場所です。
その腹腔という場所にかかる圧力の事を腹腔内圧と言います。
腹腔は「横隔膜」「骨盤底筋群」「多裂筋」「腹横筋」という筋肉で構成されています。
・腹圧が高まるとは?
腹腔の中の圧が高まるということです。
私たちの身体は息を吸うと横隔膜が下がります。
そうすると、横隔膜と骨盤底筋群の距離が近づきます。
これだけでは圧が前や後ろに逃げてしまうので、腹横筋や多裂筋が同時に働いてくれることによって腹腔内の圧がギュッと高まります。
上記の画像は四方向から適切に圧力がかかっている状態です。
この矢印(筋肉の収縮)に偏りがあったりすると、腹圧は適切に高まらなくなってしまいます。
・腹圧が高まることで起こる効果
コアの安定性が向上する
コア(腰骨や骨盤のあたり)を安定出来ると、腕や脚を連動して動かせるというメリットがあります!
例えば赤ちゃんを持ち上げた時やゴルフのスイングをした時など、土台であるコアの部分が安定していることで高く持ち上げたり、ゴルフでは安定したスイングをすることが出来ます。
腹圧を自分で高められるようになると、場面によってはケガの予防にもつながります!
今回は腹圧について簡単にご説明いたしました。
腹圧についてもっと知りたいという方は、ぜひコーチに聞いてみてください!
END:2024.05.21
END:2025.09.24 archive
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