学校法人三幸学園様と産学連携活動:トレーナー専門学校でのコンディショニングセミナー①

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酒井 正洋Conditioning Coach

みなさん、こんにちは!
今回の担当は酒井です。

 

R-bodyは学校法人三幸学園様との産学連携活動に関しての活動の一部をご紹介します。
※学校法人三幸学園様との産学連携活動に関しては2023年5月のコラムでご紹介しています
https://r-body.com/news/10013/

 

この取り組みでは、学生の皆さんが卒業と同時に即戦力となるトレーナーとなれるように、育成カリキュラムなどのサポートをしております。
育成カリキュラムでは、1年生では「機能解剖セミナー」、2年生では「コンディショニングコーチ養成コース」の開催をしています。

1年生ではカラダの基礎となる構造解剖を授業で学びます。

 

例えば・・・

 

骨や筋肉や関節の名前を覚える。
関節はどのような動きをするのかを覚える。
筋肉はどんな伸び縮み(収縮)をして力を出すのかを覚える・・・といったものです。

 

多くの場合、この構造解剖を学ぶ時は書籍や画像や動画といった媒体で学ぶかと思いますが、指導現場では、「人が動いている中でどのようにカラダが使われてるのか?」を実際に動作を見ながら理解できるようにならなければなりません。

 

ですので、「機能解剖セミナー」では授業で学んだ構造解剖の知識をもとに、「人が動きをする時には、どのようにカラダが機能的に使われてるのか?」といった機能解剖の視点で学ぶために実技形式のセミナーを行っています。

 

例えば・・・

 

体幹を鍛えることができる「クランチ」というエクササイズがあります。

 

このエクササイズの動作を見る中で、「どの関節の動きがあるのか?」
「どの筋肉のどのような収縮様式があってこの動作が行われているのか?」を理解することからスタートします。

 

この機能解剖な視点で動作を理解できると、正しい動作と違う動作があった場合に、何が起きているのか?
そして、どんな問題が起きてしまうのか?がわかるようになるのです。

 

例えば、クランチのエクササイズで起き上がった時の動作を見比べた場合。

 

上の写真が正しい動作とした場合、下の動作は「何か」が違います。
この「何か」にポイントがあるのです。

 

上の写真では、脊柱を屈曲(曲げる)動作をメインに行われているので、主に腹直筋を使って動作が行われていることがわかります。

 

下の写真では、脊柱を屈曲(曲げる)動作だけでなく、他の関節もたくさん使って動作が行われているため、もし「腹直筋を鍛えたい!」という目的でこのクランチを行っていたら、あまり効果的な動作とは言えないのです。

 

このように、機能解剖セミナーでは「人が動作をしている時の関節の動きや筋肉の働きを理解する」ことをゴールにしてセミナーを実施しております。

 

次回は2年生での取り組みをご紹介します!

 

END:2025.03.14

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