特別な運動方法よりも、大切なこと
関上 寅之輔上級Conditioning Coach
■専門家しか知らない特別な運動法は存在するのか?
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運動を始めようと考えたとき、多くの方はこのように感じます。
「効率の良い運動を専門家から教わった方が効果があるのではないか。」
「自分では知らない特別な運動方法があるのではないか。」
「自分のカラダに合ったトレーニングでなければ意味がないのではないか。」
こうした考えは、カラダを良くしたいと真剣に思っているからこそ生まれる、とても自然なものです。
■乱立する“特別な”トレーニング方法
一方で、この考え方の背景には、運動業界の、ある意味商業的な側面も一定の影響を与えています。
先述の通り多くの方は「自分に合った特別な解決策」を求めます。
これはカラダを良くしたいという気持ちから生まれる、自然な発想です。
そしてそのニーズに応えようと、トレーナーはより専門的で個別性の高い方法を提案します。
これもまた、専門家として自然な対応と言えるでしょう。
しかし、このやり取りが繰り返されることは、「カラダの問題は、より細かく、より特別な方法で解決するものだ」という考え方が強まっていく要因となりえます。
結果として、「複雑な運動を提案すること」が、「本来のカラダの問題を解決すること」に取って代わるといった事象が生まれやすくなります。
こうした状況が続くと、「特別なことをしなければカラダは変わらない」という考えが広がることにつながります。
このようなループから、解決の焦点が運動方法そのものに偏りすぎてしまうのです。
■運動の本質は?
特に、健康増進や不定愁訴の改善といった目的において重要なのは、その運動の内容の特殊性よりも、「安全性が担保されているか」と「継続的に実施できているか」という点だと思います。
そのためには、運動方法が特別な内容である必要はなく、運動を始めるにあたって、過度な不安や(あるいは過剰な期待)、そして大きな準備・経済的コストをかける必要は必ずしもありません。
むしろ重要なのは、日常の中で身体を動かす機会を安定して確保し、その頻度を維持していくことです。
散歩や、スクワット、ラジオ体操を毎日おこないましょう!
次回は、なぜ運動方法そのものの価値が過剰に求められてしまうのか、そのもう一つの要因について解説し、カラダの問題解決のために必要な思考を整理していきたいと思います。
END:2026.03.31
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