スマホ脳について

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馬場 健丞Conditioning Coach

皆さん、こんにちは!

 

今回は私、馬場がスマホ脳という本について

お話をしていきたいと思います。

アンデシュ・ハンセン/著 、久山葉子/訳『スマホ脳』(新潮新書刊)

 

いきなりですが、

現代人の脳と原始人の脳において、

どのくらい発達してきたか

ご存知でしょうか?

 

実はほとんど進化していないのです!

 

それにもかかわらず、時代が進むにつれて

どんどん身の回りのものは進化してますよね。

 

皆さんならご存知かと思いますが、

1980年代にはショルダーフォンを

使っていましたが、

今では手のひらサイズのスマートフォンを

使っていると思います。

 

このように、身の回りのものは我々が使いやすいよう

どんどん進化していますが、

実は我々の脳はそのスピードに

ついていけてないんですね・・・

 

現代人においてスマホは欠かせない物になっています。

そのため、一日中触っていたりそばにあるだけで

すごく気になってしまいます。

 

皆さんも一度はスマホの通知が気になって

スマホを見たけど何も連絡はきていなかった、という

経験したことがあるのではないでしょうか?

 

 

もしかしたらそれはスマホ依存症に近いかも知れません。

 

ただ、これには理由があります。

 

脳が報酬を期待したときに放出される

ドーパミンという物質があります。

 

実はスマホをみているときには

このドーパミンが常に放出されている状態なんですね。

 

このドーパミンは新しいことを学んだり、

何かに可能性を感じると放出されます。

 

原始人は生きのびるために新しい知識が必要ですし、

脳はそこに食べ物があるんじゃないかと

可能性を感じさせることで行動を起こさせています。

これが本能なのです。

 

そして現代ではスマホで常に新しい情報が入ってきますし、

通知などがくるたびに可能性を感じるため

常にドーパミンが放出されているんですね。

 

つまり、スマホに本能がハッキングされているのです。

 

そしてスマホは、我々の集中力を無くし、

睡眠不足にさせてしまうんですね。

 

テレビを見たり話しながらスマホをいじったり

することはありませんか?

同時に二つのことをする、つまりマルチタスクです。

人間の脳はマルチタスクに順応していません。

 

そのため、マルチタスクを続けていると

1つのことに対する集中力も欠け、正しい情報が脳に

送られず物忘れを引き起こす原因にもなります。

 

睡眠はメラトニンという物質が

放出されることによって促されますが、

メラトニンは強い光を浴びると抑制されます。

なので日中はメラトニンは抑制されており、夜になると

分泌されるんですね。

ですが、夜中にスマホを見ていると日中と同じように

メラトニンの分泌が抑制されてしまいます。

 

そうすることで体内時計がずれてしまい睡眠不足に

陥ってしまうというメカニズムなのです。

 

他にもたくさんスマホによる害はありますが、

最後にこれらの対抗策を2つご紹介します!

 

まず、最初はスマホの使用時間を制限する、です。

そうすることで、ドーパミンの分泌を止めることができますし

夜にメラトニンの分泌も促すことができます。

制限するためには自分が今どれくらい使っているかを

知ることも大切です。

スマホにその時間を見ることができる機能もついているので

ぜひ見てみてください!

 

そして、もう一つは運動です。

ご存知かも知れませんが、運動は集中力を高め

ストレスを軽減してくれる効果があります!

 

そして運動は週に3回以上、計45分で脳への効果があると

いう研究があります。

ということは1回15分運動するだけで良いということです!

そして運動の種類もどんな運動でも効果があったそうです。

 

この記事をみている皆さんは、

是非コンディショニングをしてくださいね!

 

もし気になる方はぜひこの本を読んでみてください!!

 

END:2021.01.26

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