機能的なカラダとは その2

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関上 寅之輔上級Conditioning Coach

前回のコラムでは、
機能的なカラダに必要な5つの原則のうち、
「(1)重力の利用」について説明しました。

https://r-body.com/blog/20180606/615/

 

本日は、
「(2)分離と共同」について解説致します。

 


例えば、
皆さんが机に座っているとします。


机の上にはスマートフォン(スマホ)が置いてあるとして、

そのスマホを持ち上げてメールをチェックする動作を想像してみてください。

手で携帯を持ち上げて眼の前に持ってきますよね?

皆さんの肘は、伸びた状態からだんだん曲がってきて、
手に持ったスマホは顔に近づいてくると思います。

この動作を行うために必要なことは、

「肘を曲げる筋肉が縮んで肘関節を曲げる。」ということです。

そうすることで、手に持ったスマホを顔に近づけているわけです。

※詳しくは、
「構造解剖学① カラダの動く仕組み」
https://r-body.com/blog/20180708/932/
を御覧ください!

「そんなん当たり前やろ!」
という声も聞こえてきそうですが、
肘の筋肉が縮むだけではスマホを顔に近づけることはできません。
実はもう一つ必要な事があります。


それはどんなことでしょうか?

 

それは、

「腕の付け根である「肩」がしっかりと、胴体にくっついて安定している。」ということです!


もしも肩が胴体にくっついていなかったら、
肘の筋肉が肘を曲げても、
スマホをもった手のひらを顔に近づけることはできないですよね?

「そんなん当たり前やろ!」
というツッコミがまた聞こえてきました。

しかし、これは大変重要なことで、
いくら肘を曲げる筋肉が強くても、腕の付け根である肩を胴体にくっつけて安定させておく能力がなかったとしたら、その筋肉の強さは意味をなさないということが説明出来ると思います。


では、
肩関節を胴体にくっつけ、安定させているものは何なのか?

それはやはり関節であり、
肩関節についてる筋肉が、肩が胴体にくっついて安定させるするように力を発揮しているわけです。

分離と共同とは、
動作時の関節運動において、
各関節の主な役割を
「動かす関節」と、
「安定し、動きの土台となる関節」
の2種類に分ける。(役割を分離する)
そのうえで、
それらを同時にコントロールする。
(共同させる)
と説明できるのです。

ちょっと難しい話になりましたが、
日常生活やスポーツでカラダを動かす際には、常にこの役割分担が適切に使われなければなりません。
そのため、トレーニングを行う際も、この2つの役割分担を考慮することが大変重要になるのです。

興味がわいた方はトレーナーに是非声をかけてみてください!

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