鈴木岳. のつぶやきコラム No.5

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鈴木 岳.

RealとReach

 

R-bodyでは、R-bodyメンバーとしての在り方を「4R」という4つのRで表現してます。

その中に、RealとReachという言葉があります。

 

Realはホンモノであり続けること、Reachは伝わるように伝えることです。

詳しくはホームページを見てください。

https://r-body.com/company/mission/

そもそも、この4Rは

R-bodyのトレーナーが目の前のクライアントに対して

最高のサービスを届けるための在り方を表現するために生まれたものですが、

トレーナーという職業人が、この社会でどう在るべきかという、

少し自分の仕事を俯瞰して考えた時にも同じことが言えるなと思います。

 

Realの部分で言うと、

我々トレーナーというスペシャリストは

自身の知識、技術を高めることで個々の質を高める。

それが同時に業界の質の向上をもたらす。

これは、とても素晴らしいことですし、

私たちは、職業にトレーナーを選んだ時点で、

言われなくても個人で勝手にやってますし、

永遠に止めることはないのだろうかと思います。

また、昨今では、トレーナー同士が集まり

セミナーや講演をすることが増えてきてます。

そしてその内容は皆さんがとてつもなく素晴らしい。

なので、トレーナー業界の中で行う質の向上は今後も期待できるし、全く問題ないかと思います。

 

一方、Reachは?

高めた知識、技術を世の中に知ってもらうこと、これはどうでしょうか?

私は、もっとやるべきなのではと思います。

どんなに良いもの持っていても、知られなければ無用の長物になってしまう。

私は日本のトレーナーは優秀な人たちばかりで、世界トップクラスだと思ってます。

その優秀なトレーナーがもっと活躍できる場を作るためには、

さらなる認知が必要なのではと思います。

 

ではどこに認知してもらうことがいいか?

 

真っ先に認知活動すべき先は、医療の場かと思います。

 

医療従事者ではない我々トレーナーの活動に興味を持って下さるドクターはかなり多くなり、

トレーナーと連携を必要と言って下さるドクターとお会いすることが増えました。

ですが、まだ足りない!

 

我々トレーナーがこれからさらにすべきことは、ドクターへの認知活動かと思います。

また同時に、トレーナーを知って頂いた先生方にも、

より多くのアップデートされたトレーナー情報を届けることも必要であると改めて思います。

Exercise as medicine

この言葉を、我々トレーナーより、ドクターが使うことに価値があると思います。

ドクターが運動の素晴らしさを世の中に伝えるためのメッセージとして、

より多く使ってもらうためには我々トレーナーは

何をすべきかを考えることが大事な事だと思う今日この頃です。

Reach・・届けるって忘れやすいですが、大事ですね。

END:2019.01.29

 

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