講演の内容を一部ご紹介します

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松野 慶之Conditioning Coach

皆様、こんにちは!Coach Yこと松野です。

冷たい空気と晴れやかな青空が、
私たちに透き通った気持ちを届けてくれる今日この頃、
皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

さて、東京五輪が終わって2021年の後半は、
多くのセミナー、講演の機会に恵まれました。

大学や専門学校、
トレーニング関連の協会など、対象者や内容は様々。
ご時世的もあり、
そのほとんどがオンラインでの開催となりましたが、
貴重な機会にただただ感謝です。

 

今回は、その講演内容から、
皆様のコンディショニングにもご活用いただけそうな
幾つかのポイントをお届けできればと思います。

 

「動きの多様性」

数年前になりますが、
全米バスケットボールリーグNBAが、
ジュニア育成向けにリリースしたガイドラインでは、
「学生時代に複数の競技を経験している選手ほど、
障害発生率が低く、パフォーマンスが高い」と結論付けています。
https://youthguidelines.nba.com

 

事実、人間のカラダは
前後(矢状面)、左右(前額面)、回旋(水平面)の
3つの面上を動くように作られており、
特定の動きを繰り返すよりも、
多種多様な動作を経験することの方が、
動きの自由度が広がり、
また特定の部位への過負荷も軽減できると考えらます。
(特にスポーツに熱心に取り組む方ほど、
そのスポーツに似た動きを繰り返しがちですよね)

 

コンディショニングで言うならば、
普段行うスポーツの中では起こらないような動作を行う、
全く別のスポーツを体験してみるなど、
様々な運動体験を積むことが、
「動作の多様性」を広げ、
巡り巡って怪我の予防やパフォーマンス向上に繋がるのです。

 

僕が常日頃からオススメしているのは、
恵比寿店にて西原コーチが指導している「アニマルフロー」。
動物の動きになぞらえた多種多様な運動パターンを通じて、
動作の多様性を広げるのにもってこいのプログラム。

私も外部指導の際には必ずと言っていいほど、
これらの動きを活用しています。
https://r-body.com/blog/20210319/7234/

 

寒さでついつい運動が億劫になってしまうこの季節。
気分転換にいつもと違う運動で、心と体を温めてみては?

お後がよろしいようで。

Coach Y

 

END:2022.2.25

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