「糖」の付き合い方について

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中澤 優斗Conditioning Coach

皆さん

こんにちは!
R-bodyの中澤です。

 

私は現在柏の葉店舗で活動させていただいており、
2023年5月1日には
柏の葉店OPEN3周年目に突入しました👏

 

柏の葉キャンパスは
住むだけで健康になれる街といわれておりますが、
今回は読むだけで健康になれるシリーズ第1弾と題して、
「糖」についてコラムを作成させていただきます!

 

食事で得られる糖は
人間のカラダを動かす上で一番のエネルギー源です。

それだけでなく、
細胞や臓器内でも活用されます。

つまり、ブドウ糖なしでは
人間は動くことができないのです。

 

ただ、我々現代人は
「糖」奴隷になっていると言われています!

 

そこで今回は、
「糖」
についてコラムを作成させていただきました。

 

今回のトピック

①糖の分類
②糖が体内に入ると
③糖による血糖値の上昇・下降
④危険な食材について

 

ではまずは
①糖の分類について

糖は単糖類、二糖類、多糖類の
3つに分類することができます。

1、単糖類は糖質の中で最小単位であり、
消化により糖質が分解された時の最終産物となる。
グルコース(ブドウ糖)、
フルクトース(果糖)、
ガラクトースがある

 

2、二糖類は二つの単糖類からなり、
スクロース(ショ糖)や
ラクトース(乳糖)が代表的です。
スクロースはグルコースとフルクトースから合成されています。

主な食材としては
スクロース:
コーヒーや紅茶に使われる砂糖
ラクトース:
チーズや牛乳など哺乳類の母乳に含まれる糖

 

3、多糖類は数十〜数百の単糖類からなる分子である。
デンプンやグリコーゲン、セルロースがあります。

 

では次は
②糖が体内に入るとどのような変化が起こるのか
生理学に基づいて見ていきましょう!

まずは口から摂取された米やパンなどの
穀物に多く含まれる炭水化物(糖質)を食べると、
口の中で細かく嚙み砕かれながら唾液で分解されます。

次に食道・胃を通り、
単糖類のブドウ糖と果糖に分解・吸収されます。

この時ブドウ糖は体内に入ってすぐ
肝臓で処理をされエネルギー源として即座に使われ、
余った分は肝臓に貯蔵されます。

 

しかし、果糖はすぐ体内に貯蔵されます。
果糖から作られた脂肪は
中性脂肪として血中に送られます。

果糖の過剰な摂取は
肥満、動脈硬化、心臓病の原因になるとされています。

※これは、過去狩猟をしていた時代では、
果糖は果物や野菜、ハチミツからしか
摂取できない貴重栄養源だったので
体内の吸収・貯蔵されやすいと言われています。

 

このことから皆さんが何気なく口にしている
飲料水や甘いパンお菓子だけでなく
多くの食材に果糖が含まれているので
注意が必要と言えるでしょう!

 

現代人の多くは
皮下脂肪というエネルギー備蓄がある状態にも関わらず、
お腹がすいた!ご飯が食べたい!
と思ってしまうのは
脳が「糖」の奴隷になってしまっている
最たる証拠かもしれないですね・・・

 

では今度は
分解されたと糖が血液中に取り込まれた後の
③血糖値の上昇・下降について見ていきましょう。

ブドウ糖が体内に取り込まれると、
血中でその濃度が変化します。

この血中濃度の変化は
主に脳やすい臓で感知されており、
・血糖値を下げる物質「インスリン」
・血糖値を上昇させる物質「糖質コルチコイド」「アドレナリン」等によって、
血中濃
度が一定に保たれています。

 

では、
食事後の一連の変化を見ていきましょう!

 

体内に入った炭水化物(糖質)は
グルコース(ブドウ糖)分解・吸収され、
血液内に送られます。

大量に送られたグルコースによって
一時的に急上昇した血糖値に反応して
インスリンが分泌され、
ブドウ糖が細胞に吸収され血糖値が急激に降下します。

この血糖値が急激な上昇をし
インスリンが分泌されている際は
糖質コルチコイドが減少しており、
糖質コルチコイドが減少すると
抑うつ・不安感など情緒や認知に
影響を与えると言われています。

なので、
現代人はストレス社会と言われていますが、
外的な要因のみならず、
自身が口にした糖からもこのような影響があり、
日常的にストレスに晒され続けているとも言えます。

では最後に
④危険な食べ物について皆さんにご紹介させていただきます。

・清涼飲料水やエナジードリンク
・フルーツジュース:
満腹中枢を満たす食物繊維が破壊されており、果糖が多い
・缶詰フルーツ:
フルーツ(果糖)がさらに砂糖(ショ糖)漬けになっている

 

皆さんの日頃何気なく口にしているものにも
意外と糖が含まれているので
成分表などを見てみると面白いと思います!

隠れ肥満や二型糖尿病など
症状が大きく出ていないだけで
自分は大丈夫と思っていると
大きな落とし穴があるかもしれないですね。

 

我々のカラダは食べた物でできているので、
何を摂取するかも重要ですが、
何を摂取しないか。

ここに健康のヒントが隠れているかもしれないですね!

 

END:2023.05.02

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店舗情報について
大手町店:https://r-body.com/center/otemachi/
柏の葉店:https://r-body.com/center/kashiwanoha/

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