原理原則から考える“効果的”なトレーニング方法とは?

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市橋 洋大Conditioning Coach

皆さん、こんにちは!
今回は、市橋が担当いたします!

R-bodyでは、「機能的なカラダ」に必要な要素を
5つの原理原則を用いて解説しております。

 

過去に「機能的なカラダ」に必要な原理原則のコラムを
配信しておりますので、
まだ見たことがない方は
こちらから閲覧できます。
※現在は、5つの原則はアップデートされており、
名称等が変更しております。

 

実は、トレーニング自体においても
7つの原理原則があります。

元々は、1950年代にスポーツ競技力向上を目的に行なわれていた
生理学や運動学、解剖学、心理学などの研究成果により
体系化したものだと言われています。

 

トレーニングの原則は、3〜7つで表現されることがあり、
また、「原理」と「原則」に分けて解説されていたりと
文献によって様々です。

 

①過負荷(オーバーロード)の原則

②漸進性の原則

③全面性の原則

④反復性の原則

⑤個別性の原則

⑥意識性の原則

⑦特異性の原則

 

「機能的なカラダ」においてもそうですが、
このトレーニングの原則を知った上でトレーニングしているか、
トレーニング指導しているかで
効果的なトレーニングになり得るかが
変わると個人的に思っています。

 

この中でも、
①過負荷(オーバーロード)の原則について
ご紹介したいと思います。

 

過負荷の原則とは、
トレーニングの効果を得るには、
ある一定以上の負荷が必要で、
そのトレーニングで筋力が向上すれば、
トレーニングの負荷も上げなければ
効果は期待できないということです。

 

例えば、
歩いたり、階段を上がったり、
旅行でバックを持ったりと、
日常生活の中でも身体には負荷がかかっています。

 

当然ではありますが、
歩行や階段昇降では主に下半身の筋肉が、
バックを持っている時には腕の筋肉が使われているはずですが、
それで脚や腕の筋肉がついたりすることは少ないと思
います。


 

なぜなら、あくまでこれらは日常生活の中で
普段からかかっている一定内の負荷だからです。

身体の体力や筋力のキャパシティを広げていくためには、
普段よりも少し重たい重りなどを持つ必要があります。

 

つまり、
「体力・筋力を向上させるためには、
日常的にかかっている一定以上の負荷が必要」という意味です。

R-bodyが行うコンディショニングトレーニングの中でも、
重さなどの負荷をかけたトレーニングが重要と考えています。

 

一見、カラダの機能を高めるには
不必要な要素に思われがちですが、
アスリートに限らずどのような人にとっても大切な要素です。

 

もちろん、重たければ重たいほど
カラダにかかる負担はそれだけ大きくなります。

 

怪我のリスクも高まるため、
単純に重さを持ち続ければいいという話ではありませんが、
よくトレーニングをしている人、
もしくは指導をしている人でトレーニングを始めた当初から
同じ負荷のままで続けていることはないでしょうか?

 

一度、トレーニングを見直してみるのも良いかと思います。
明日からのトレーニングの参考になりましたら幸いです。

 

 

END:2023.11.07

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