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椎間板ヘルニアといわれたけど、そのままにしていませんか?

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小野寺 未来Conditioning Coach

みなさん、こんにちは。
R-body 小野寺です。

 

腰が重い、痛い…。病院に行ったら「椎間板ヘルニアですね」と診断された。
そんな経験がある方も少なくないのではないでしょうか。

「ヘルニア」という言葉を聞くと不安になり、つい「安静にしていなきゃ」「動いたら悪化するかも」と考えてしまう方も多いです。
実際にそのまま放置してしまっている人もいるかもしれません。

けれど、実は“ずっと安静にする”ことが必ずしも正解ではありません。

ヘルニアって、どういうこと?

背骨は小さな骨(椎骨)が積み木のように重なってできています。
その間には「椎間板」というクッションがあり、カラダにかかる衝撃を和らげてくれます。

この椎間板の一部が飛び出して神経を圧迫している状態を「椎間板ヘルニア」と呼びます。

ちょっと難しく聞こえますが、これは特別珍しいものではなく、誰にでも起こり得ることです。

 

「安静」だけではよくならないことも

痛みが強いときは休むことも大切です。ですが、ずっと動かないままでいると筋肉は弱り、かえって腰にかかる負担が増えてしまいます。
つまり、「腰に悪いから運動しない」ではなく、「腰にやさしい動かし方を身につける」ことが改善と再発予防につながるのです。

 

運動初心者にもできる工夫

「運動が大事」といっても、特別なトレーニングをする必要はありません。
まずは、毎日の動作の中で「カラダの使い方」を意識することから始めましょう。

たとえば、椅子に座るとき立ち上がるとき
この動きは、実は「スクワット」と同じ動きです。

腰を丸めてどっこいしょと起き上がるのではなく、股関節をしっかり折りたたんで立つ。
その意識を持つだけで、お尻や太ももの筋肉が働き、腰への負担がぐっと減ります。

正しいスクワットのやり方については、こちらのコラムでも紹介しています。
👉 正しいスクワットの方法

まずは「椅子に座る・立ち上がるときにスクワットを意識する」ことから始めてみましょう。
動かすことに慣れてきたら、少しずつ回数を増やしたり、深さを変えたりとレベルアップしてみるのもおすすめです。

R-bodyが大切にしているコンディショニング指導も、まさにこの“カラダの使い方を整えること”。
特別な人だけができることではなく、誰でも始められるシンプルな習慣です。

椎間板ヘルニアと診断されたからといって「もう運動できない」と思う必要はありません。
大切なのは「腰を守るために、全身を上手に使うこと」。

まずは椅子から立ち上がる動作を、スクワットのつもりでやってみましょう。
それが、快適な毎日への第一歩になります。

END:2025.10.28 

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店舗情報について
大手町店:https://r-body.com/wordpress/center/otemachi/
柏の葉店:https://r-body.com/wordpress/center/kashiwanoha/

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